私がヒプノセラピーを教え続ける理由。
これから学ぶ人が知っておくべき、日本のヒプノセラピー業界の光と影
私がヒプノセラピーの世界に足を踏み入れたのは、2008年のことです。
2007年の末に長年勤めていた会社を辞め、直感的にこの分野に大きな可能性を感じ、この業界に入ってきました。
私がまず最初に取り組んだのは、国内で信頼できそうなスクールを探すことでした。
ヒプノセラピーは、アメリカを中心に発展してきた分野です。
しかし当時の私は、わざわざアメリカまで行かなくても、国内にもそれなりに質の高そうなスクールがあるのではないかと考え、まずは日本のスクールの門を叩くことにしました。
本場アメリカのヒプノセラピー団体である、NGH(米国催眠士協会)やABH(米国催眠療法協会)の認定トレーナーが、日本に現れ始めたのは、おおよそ2005年頃からです。
そのため、今になって2008年当時を振り返ると、アメリカの団体のトレーナー資格を掲げていたとしても、1950年代から長い時間をかけて発展してきた本場アメリカの現状を踏まえれば、アメリカのトレーナーレベルと日本のトレーナーレベルは、同じ土俵で比較できるものではなかったのだと思います。
もっとも、それ以前の日本の催眠療法業界は、さらにひどい状況だったと聞いています。
高額な費用を支払って学びに行ったにもかかわらず、暗い部屋に10時間ほど閉じ込められ、自己催眠の暗示をひたすら唱えさせられるだけだった、という話も耳にしました。
今では笑い話に近いものですが、当時はそれが「催眠療法」だと、本気で信じられていた時代もあったようです。
そうした水準と比べれば、日本のヒプノセラピー業界は、確かに少しずつ進化してきたのだと思います。
当時私が感じた違和感とは?
私が当時学んでいたヒプノセラピースクールで、特に強い違和感を覚えたのは、「年齢退行」という手法を学んだときのことでした。
年齢退行とは、人が幼少期に体験したトラウマを癒すためのセッションですが、非常に繊細で、扱いを誤れば大きなリスクを伴うセラピーでもあります。
安易に過去のトラウマに触れてしまうと、かえって症状が悪化したり、状況によっては、自殺願望にまで発展してしまうケースもあります。
そのため、精神科医や臨床心理の専門家であっても、十分な訓練と安全配慮がない限り、直接的なトラウマの再体験は避け、段階的あるいは間接的なアプローチを選択するのが一般的です。
しかし、当時私が学んでいたスクールでは、そうした配慮が十分とは言えない、疑問を感じるやり方が教えられていました。
あるとき、私はクラスの前で、デモンストレーションとしてセッションを受けることになりました。
催眠に誘導された私は、幼稚園時代の記憶に戻り、母親に叱られている場面を思い出しました。
セラピストの指示に従い、大人の私がその場面に入り、インナーチャイルドを癒すプロセスを行ったのですが、信じられないほど激しく号泣したことを、今でもはっきりと覚えています。
号泣することで、心の奥に抑圧されていた悲しみが大きく解放されたため、その体験自体には、確かに意味があったとも言えます。
しかし、その後にトレーナーが私の潜在意識に対して行った働きかけには、強い疑問を感じざるを得ませんでした。
それは、年齢退行の最中に、NLPなどで用いられる「知覚ポジションの変更」というテクニックを使い、私の意識を母親の立場へと移動させたことでした。
そして、そこで、耳を疑うような言葉が投げかけられたのです。
それは、次のような言葉でした。
「お母さん、あなたがこんなことをしたせいで、あなたの息子は、もう40歳を超えているけれど、今も大変苦しんでいるよ。お母さんは、どう思う?」
その瞬間、母親の立場に置かれた私の意識は、言いようのない申し訳なさと強い困惑に包まれました。
そして、息子である「私」に対して謝罪の言葉を口にしたのですが、そこには、拭いきれない強烈な違和感が残りました。
つまり、そのセッションでは、「私の潜在意識にある不幸感は、母親によって植え付けられたものであり、母親から謝罪の言葉を聞くことこそが癒しである」という前提が、暗黙のうちに組み込まれていたのです。
潜在意識に植え付けられた母親に対する恨み
セッションが終わった後から、私の中で強く引っかかっていたのは、 「あのセラピストのやり方では、母親を恨む方向にしか導かれないのではないか?」 という疑問でした。
おそらく私自身が、生まれながらにカトリック(キリスト教)の信仰の中で育ち、 20代以降はチベット仏教を実践してきたことも、大きく影響していたのだと思います。
恨みやつらみといった感情は、人を幸せにするエネルギーではなく、 むしろ人生を不幸な方向へと引っ張る力であること。 そして、そのような感情を持ち続けるほど、 自分自身が惨めで苦しい状態になっていくことを、 私は感覚的に理解していました。
そのため、「母親があなたを不幸にした」という前提を強く置き、 過去の記憶を再構成するような形で暗示を入れていく、 セラピストの乱暴で強引なやり方には、 強い違和感を覚えたのです。
実際、このような記憶の植え付けや、 特定の人物を一方的に「加害者」と断定する暗示の入れ方は、 本場アメリカの臨床現場では、 「極めて危険なセラピー手法」として認識されています。
もし興味があれば、 『抑圧された記憶の神話』(F・ロフタス 著) という書籍を、ぜひ読んでみてください。 この問題は、心理療法の世界では、 すでに深刻な教訓として共有されています。
なぜなら、この種のセラピーは、 クライアントが本来持っていなかったはずの 「被害者意識」や「恨みの感情」を、 セラピストの誘導によって人工的に作り出してしまう 危険性があるからです。
一度その物語が潜在意識に定着してしまうと、 現実の人間関係や人生全体を、 その歪んだ前提のもとで解釈するようになります。
その結果、心が回復するどころか、 かえって人間関係の分断や、 苦しみを深めてしまうケースも少なくありません。
心理療法の目的は、 誰かを断罪するための物語を作ることではありません。
クライアント自身が、 より自由で、より健やかな人生を選択できるようになること。 それこそが、本来の目的です。
その目的から外れた暗示や記憶操作は、 たとえ善意で行われたとしても、 非常に有害になり得るのです。
にもかかわらず、このような方法が、 日本のヒプノセラピーの第一人者と呼ばれている人物によって 大々的に広められてきた結果、 ここ日本では、いまだに「年齢退行」といえば、 このようなやり方が何の疑いもなく行われ、 また教えられているのが現状です。
さらに、年齢退行の中で行われる 「知覚ポジションの変更」についても、 それがスタンダードな年齢退行プロセスの一部であるかのように扱われ、 まるで金太郎飴を切るかのように、 多くのヒプノセラピストが疑問を持つことなく 使用してしまっています。
タッド・ジェームス博士との出会い
私が日本でヒプノセラピーを学ぶことを諦め、本場であるアメリカで学ぼうと決意したのは、これまでに述べてきたような経緯があったからです。
私は学生時代にイギリス・ロンドンに住んでいた経験があり、その後もアメリカ系の外資系企業に長く勤めていました。
そのため、英語をある程度理解できるという点は、海外で専門的なトレーニングを受けるうえで、私にとって大きな強みとなりました。
マスタートレーナーであるタッド・ジェームス博士から最初に受けたトレーニングで学んだことは、今思い返しても非常に衝撃的なものでした。
中でも特に印象に残っているのが、「Cause & Effect(原因と結果)」という考え方こそが、潜在意識を扱ううえで最も重要な基盤である、という教えです。
(◾️参照:この概念については、こちらのブログ記事「ヒプノセラピーと解決志向アプローチ:原因探しに終わらせない未来志向の催眠療法」で、ミルトン・エリクソンの教えも交えて詳しく解説しています。専門的な理論に興味がある方は、ぜひあわせてご覧ください。)
これはどういうことかというと、潜在意識に「できない理由」や「過去の被害」を与えてしまうと、それ自体が暗示としてインストールされ、人を前に進めなくしてしまう、ということです。
一方で、「どうすれば前に向いて生きていけるのか」という解決志向的な視点を潜在意識に与えることで、人は主体性を取り戻し、自分の人生を自分でコントロールできるようになる、という理論でした。
そして、その主体性を引き出し、人生の主導権をクライアント自身の手に戻すことこそが、ヒプノセラピストの本来の役割である、ということが非常に明確に示されていたのです。
これはつまり、幼少期に母親からどのようなことをされたとしても、クライアントをその体験の「犠牲者」に固定してしまうのではない、という考え方です。
そのトラウマ体験を、どのように解釈すれば人生を前向きに捉えられるのか、そして母親をどのように、より深く理解していくのかという自由は、常にクライアント自身の側にある、という視点でした。
だからこそ、その力を強化するためのセッションを行うべきである、という理論だったのです。
私はこの考え方に触れたとき、「これこそが本物だ」と強く確信しました。
これは、タッド・ジェームス博士から学んだ内容のほんの一例にすぎません。
しかし、私がより本格的な学びへと大きく舵を切ることができたのは、間違いなく彼の教えがあったからです。
そして、このような考え方は、私がこれまで学んできたキリスト教や仏教との親和性も非常に高いものでした。
日本で広まっている前世療法に対する違和感
私が日本で学んだ際に感じた違和感は、年齢退行だけにとどまらず、前世療法に対しても非常に大きなものでした。
では、何に対して違和感を覚えたのかというと、日本の前世療法の第一人者と呼ばれていた方が行っていた、その「やり方」そのものです。
その方のセッションでは、催眠誘導が終わると、必ず「前世の家の前に立っているイメージ」へと誘導されます。
そして必ずその家の中に入り、食卓へと進み、前世の両親を登場させます。
さらに、そこから両親の意識の中に入る「知覚ポジションの変更」というテクニックが使われ、その後、さまざまなストーリーが展開されていくのです。
私は、この一連の流れを、スタンダードな「前世療法」として学びました。
しかし、この決まりきった型に対して、私は強い疑問を抱きました。
第一の問題は、「導出(Elicitation)」と「インストール(植え付け)」が、致命的に混同されている点です。
私は、タッド・ジェームス博士から、この概念についてかなり深く学びました。
退行催眠(年齢退行・前世療法)の根幹にあるのは、クライアントの潜在意識の中に、すでに存在しているものを、そのままの形で引き出す「導出」という考え方です。
本来、セラピストが行うべきなのは、「何が見えますか?」「どんな感じがしますか?」といった、オープン・クエスチョンに徹した問いかけです。
なぜなら、潜在意識という極めて繊細で神聖な領域に触れる権利を持つのは、クライアント本人だけだからです。
ところが、日本では「第一人者」と呼ばれていたトレーナーから学び、前世療法を提供している多くのヒプノセラピストが、このようなやり方を広めてしまいました。
特定のイメージをクライアントの潜在意識に強制的に植え付ける(インストールする)手法を、スタンダードな前世療法として、何の疑問も持たずに使用しているのです。
このようなやり方は、もはや前世療法とは言えません。 それは、セラピストによる「前世物語の植え付け」に他ならないのです。
それは、クライアント自身の潜在意識が選び取った体験ではなく、セラピストが演出した「お芝居」に過ぎません。
さらに問題なのは、そのような手法を教え、実践しているトレーナーやセラピストたちが、前世療法の権威として知られるブライアン・ワイス博士から直接学んだと、公にアピールしている点です。
私は2008年、ニューヨークにて、ブライアン・ワイス博士から前世療法を直接学びました。
しかし、彼はこのようなやり方を一切教えていません。 もし、ワイス博士のプロフェッショナル講座に参加した日本人が、このような誤った手法を実践していることを知れば、彼は間違いなく驚くことでしょう。
本来の前世療法の理念や倫理から大きくかけ離れた、あるトレーナーが開発したオリジナル手法が、あたかも本場の前世療法であるかのように、日本で広まってしまっています。
そして、そのような誤ったテクニックを学ぶために、多くの人が高額な費用を支払っているという現実があります。
このような状況に気づくこともなく、何の疑問も抱かないまま、間違った前世療法をクライアントに提供しているヒプノセラピストが、数多く活動しているのが、今の日本の現状なのです。
私は、こうした構造そのものに、非常に根深い業界の「影」を感じていますし、この状況は、何とかして打破されなければならないと強く思っています。
このような日本の現状に気づけた方の声
このような状況に気付き、クリアライトでヒプノセラピーを学び直したヒプノセラピストの声を紹介したいと思います。
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『私は元々、鍼灸師として臨床に携わってきました。心と身体は切り離せないと考え、クライアント様を真の健康な状態にできるようにするためには何ができるのか─その答えをずっと探していました。そこで思いついたのが、ヒプノセラピーでした。
実はクリアライトさんで学ぶ前に、都内の他のスクールで基礎・上級・プロコースという合計20日間の講座と、いくつかの専門コースを受講し、ヒプノセラピストとして約2年間活動していました。モニターを含め、短期間で100名以上の方にセッションを行っていましたが、200名を過ぎた頃から「何かが違う」と悶々とし始めたのです。
都会と違い、地方ではセッションを受けた方のその後の様子がわかります。セッション中に涙を流され、「すっきりした」と言われても、後日お話を聞くと、問題が一向に解決していないのです。 そして、他のスピリチュアルセラピーに流れてしまう方もいました。
自分の何が足りないのか?どうすれば真の癒しや解決につながるのか?と悩み続け、ついには「ヒプノセラピーではできないのかもしれない」と、諦めかけていました。
そんな時に偶然、クリアライトさんのホームページを見つけたのです。今本先生が「ヒプノを一から海外で学び直された」というプロフィールの記事を拝見し、「この先生は私と同じ悩みを経験されたのではないか」と直感しました。 そして、「これが最後の賭けだ」と思い、クリアライトで学び直すことを決意しました。
クライアントを導く「方向性」の話を聞いたとき、まさに目から鱗が落ちる思いでした。 それまでの私は、広大な無意識の海を漂う小舟のように、方向性もなくセッションをしていたのだと気づきました。アウトカムの取り方すら理解しておらず、よくセッションを行っていたものだと思います。
クリアライトで再びヒプノセラピーを学び、深い知識と理論を得ることで、ようやく本物のヒプノセラピーに出会えたと実感しています。
これまでの私のセッションは、無意識が出してきた内容に対して、ただ反応するだけの漠然としたものでした。しかし、クリアライトで学ぶうちに、一つ一つのセッションの目的意識が明確になりました。
また、その目的の意味や重要性を理論的に学ぶことができ、「なぜそうするのか」を深く理解できるようになりました。
現在も日本では、多様なスタイルのヒプノセラピーが行われています。しかし、クライアントをどこへ導くのかという「方向性」や「哲学」が明確でなければ、人は真に救われません。 これこそが、クリアライトさんで学んだ最も重要なポイントです。 今後はその大切さを一人でも多くの方に伝えていきたいと思います。
私自身、最初のスクールで学び、壁にぶつかりながらも多くの経験を積むことができました。 しかし、これから学ばれる方には、私のようにお金や時間を必要以上にかけることなく、最初から上質なヒプノセラピーを学んでいただきたいと思います。
そのためにも、ぜひクリアライトをおすすめします。 クライアント様が満足し、自分自身も喜びを感じられる─そのためのテクニックとマインドのすべてが、ここにはあります。』
いかがでしょうか?
では、もう一人の卒業生の声を紹介します。この卒業生は間違った年齢退行を受けたために、メンタル状態がかなり悪くなっている状態でした。
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『都内のあるヒプノセラピースクールで本格的にヒプノセラピーを学び、すでにプロとして活動していた私でしたが、経験を積めば積むほど、まったくセラピーができない状態に陥ってしまった時期がありました。
なすすべもなく、カウンセリングや心理学の勉強にも取り組みましたが、状況は改善されず、いよいよセラピストとしての道を断念しようと考えていた時期がありました。
そんなとき、かつての同期の友人からの勧めがあり、クリアライトで、もう一度ヒプノセラピーを学び直す決断をしました。
クリアライトで学ぶことで、それまで「分かっているつもり」だったヒプノセラピーの認識が、180度がらりと変わりました。
講座そのものが、私の人生に大きなパラダイム・シフト(意識の大きな変化)をもたらしてくれた、かけがえのない体験でした。
これからヒプノセラピーのスクール選びをされる方は、特に慎重になる必要があると思います。
表面的な情報だけでは、本当に自分に合ったスクールを見極めることは難しいからです。
私からお伝えしたいのは、ヒプノセラピーには確かなスキルと方向性、そして何よりセラピストとしてのマインドが不可欠だということです。そのすべてを、クリアライトでしっかり学ぶことを心からおすすめします。
ヒプノセラピーの知識とテクニックは、何にも代えがたい歓びと希望となり、あなたの対人支援における「最強のスキル」になるはずです。』
最後に:後悔しない学びのために
私がここまで率直に、日本のヒプノセラピー業界の現状を語ってきたのは、誰かを批判したいからではありません。
もちろん、批判したい気持ちが全くないといえば嘘になりますが、
あくまで、私自身の体験をもとに、業界全体の構造について問題提起をしたいと考えたからです。
そしてこれからヒプノセラピーに関わろうとしている方に、ぜひ知っておいていただきたい、とても大切な情報だと感じたからでもあります。
ヒプノセラピーは、本来とても素晴らしい技術です。
一方で、潜在意識という非常に繊細な領域を扱う以上、教え方やセラピストの姿勢を誤れば、クライアントを助けるどころか、かえって苦しみを深めてしまう危険性もはらんでいます。
また、目的や方向性を欠いたまま行われると、一見それらしく見えても、実際には何も変わらない、曖昧で意味のないセラピーになってしまうこともあります。
だからこそ私は、これからヒプノセラピーを真剣に学ぼうとしている方々に対して、表面的な情報だけに惑わされるのではなく、そのスクールが何を大切にし、どのような理論と倫理の上に成り立っているのかを、しっかりと見極めたうえで賢明に選んでほしいと願っています。
これまで、多くの方がクリアライト・ヒプノセラピースクールを選んでくださいました。
そして、このような日本の状況の中で、責任をもってヒプノセラピーを伝え続けることこそが、私がここ日本でヒプノセラピーを教え続けるマスタートレーナーとしての責任であり、意義なのだと感じています。
私が発しているメッセージを、ぜひ一度立ち止まって考えてみてください。
そして、これからヒプノセラピーの学びを始める方が、決して後悔のない選択をされることを、心から願っています。
私は海外で学び、海外で教えた経験も持っています。
その上で、日本人のヒプノセラピストとしての素質は、海外のセラピストと比べても決して劣るものではなく、むしろ非常に素晴らしいものだと確信しています。
ただ、英語の壁などにより、本場レベルの学びに触れる機会が限られてきたという現実もあります。
幸いにも、私には本場のヒプノセラピーを学ぶ英語力があり、また、この道を極めていきたいという強い情熱も持ち合わせていました。
そして2008年以降、この仕事を本業として生活ができている、プロヒプノセラピストとしては、とても幸運な立場にいることができています。
さらに、アメリカの権威ある団体からも、マスタートレーナーとして認められるに至っています。
だからこそ、これからヒプノセラピーを学びたいと思っている方、あるいは現在すでにプロのヒプノセラピストとして活動している方々に対しても、日本のこの業界の現状を、包み隠さず伝える責務があると考えています。
これは私自身のためでもあるのかもしれませんが、日本のこの業界のこれからの発展のためにも、共有すべきことなのだと思います。
そして、このような課題を一つひとつ乗り越えていくことができれば、日本のこの業界は、飛躍的に良いものへと変わっていくはずです。
将来的には、アメリカの業界よりも、さらに健全で質の高いものになる可能性も十分にあると信じています。
そのためにも、志が高く、高い倫理観と確かなスキルを兼ね備えたヒプノセラピストを、一人でも多く育成していくこと。
その思いを胸に、これからも歩み続けていきたいと思います。
ヒプノセラピーマスタートレーナー
今本忠彦
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