世界基準のヒプノセラピー資格講座、クリアライト・ヒプノセラピースクール

クリアライトのヒプノセラピー資格講座
NGH米国催眠士協会とABH米国催眠療法協会のマスタートレーナーが教える、ヒプノセラピー資格講座です。 NGH米国催眠士協会とABH米国催眠療法協会のマスタートレーナーが教える、ヒプノセラピー資格講座です。

ヒプノセラピー(催眠療法)とは? 潜在意識のはたらきを活かして、望ましい変化を促す心理的アプローチ

ヒプノセラピーの仕組みと潜在意識の働き

ヒプノセラピーのセッション中、セラピストの誘導で深くリラックスする様子
セラピストの誘導により深くリラックスしているヒプノセラピーセッションの様子

ヒプノセラピーとは、催眠状態を活用して潜在意識にアクセスし、暗示やイメージを通じて心の奥にある思考や感情のパターンを整える心理的アプローチです。

セッションでは、セラピストの穏やかな声の誘導により、クライアントは深いリラックス状態へと導かれます。

この状態では、顕在意識(普段の意識)にある批判的・分析的な思考が静まり、潜在意識の領域がより開かれた状態になります。

その中で、肯定的な暗示を与えたり、癒しのイメージを心に描いたり、あるいは年齢退行や前世療法(心の奥にある記憶をたどるセラピー手法)を通して、抑圧されていた感情を解放していきます。

こうしたプロセスによって、ストレス・不安・恐怖・自己否定などの感情を手放し、心の安定と前向きな行動変化を促すことができます。

催眠状態とは?瞑想や催眠術との違いを解説

ヒプノセラピーにおける「催眠状態」とは、心と身体が深くリラックスしながら、意識が内側に集中している状態を指します。

このとき、顕在意識(普段の思考)が静まり、潜在意識がより開かれた状態になります。一見すると瞑想に似ていますが、目的や誘導の仕方に明確な違いがあります。

瞑想は、自分の呼吸や感覚に意識を向け、自然に心の静けさを育てていく方法です。一方で、ヒプノセラピーは、セラピストの穏やかな声の誘導によって、クライアントが目的に沿った心の変化を自然に体験できるように導く心理的アプローチです。

また、「催眠術」と混同されることがありますが、ヒプノセラピーは、パフォーマンスや演出を目的とした催眠とは異なります。

セッション中に意識を失うことはなく、自分の意思や感覚は常に保たれています。つまり、本人の同意と安心を大切にし、心理学的理論に基づいて行われる、安全で信頼性の高い心理的アプローチなのです。

顕在意識と潜在意識の違い|ヒプノセラピーが働きかける心の領域

顕在意識と潜在意識の関係図|ヒプノセラピーが働きかける心の仕組み
図:心の構造を示すシンプルなモデル。上層が顕在意識、下層が潜在意識。ヒプノセラピーは主に潜在意識の働きを整えることを目的としています。

顕在意識とは、私たちが普段「自覚している意識」のことを指します。考えたり、判断したり、行動を選択したりする働きで、いわば心の表層にある部分です。

たとえば、今あなたがこの記事を読んで内容を理解しているその意識が顕在意識です。一般的な心理学の説明では、心全体のごく一部(約10%ほど)を占めるとされています。

潜在意識とは、残りの大部分を占める心の領域で、ここには記憶・感情・信念・習慣・直感などが蓄積されています。この潜在意識が、私たちの感じ方や行動の多くを無意識のうちに左右していると考えられています。

ヒプノセラピーは、この潜在意識に穏やかに働きかけ、不要になった思い込みや感情を手放し、より健全で前向きなプログラムへと整えます

ヒプノセラピーの主な手法

暗示療法(suggestion)

潜在意識にポジティブな言葉を届けて、望ましい行動や感情を引き出す方法です。 くり返しの暗示によって新しい自己イメージが定着し、自然な行動変化が起こります。

  • 「私は落ち着いて話せる」「私は安心して眠れる」などの自己暗示
  • 状況に合わせたオーダーメイドの言語暗示(安全・安心・自己肯定感など)

イメージ療法(guided imagery)

目的に沿った肯定的な映像や体感を思い描くことで、心身に前向きな反応を生み出します。 スポーツ選手のメンタルトレーニングにも用いられる、心理学的かつ実践的なアプローチです。

年齢退行(Age Regression)

過去の出来事や感情に安全にアクセスし、抑圧されていた感情や思い込みを理解して手放す方法です。 たとえば幼少期の「怖い」「恥ずかしい」「怒られた」といった記憶を癒し、 過去の体験の捉え方を変化させることで、現在の自分をより自由にしていきます。

インナーチャイルドの癒し(Inner Child Therapy)

潜在意識の中にある「子どもの頃の自分(インナーチャイルド)」と対話し、 大人のあなた自身がその子に会いに行き、優しく寄り添い、安心と愛情を与える手法です。

過去に満たされなかった思いや孤独感を受け入れ、癒していくことで、 自己否定や不安の根をやわらげ、自己肯定感と内なる安心を育てることができます。

前世療法(Past Life Regression)

潜在意識から出てくる「前世の物語」を通して、今の人生のテーマや感情を理解し、気づきと癒しを得る手法です。 過去生の存在を科学的に証明するものではありませんが、 潜在意識の深層を扱う心理的アプローチの一つとして活用されています。

その他の心理的アプローチ

現代のヒプノセラピーでは、認知行動療法(CBT)的な再評価や行動実験、 NLP(神経言語プログラミング)の言語パターン、タイムライン技法なども取り入れます。 これらを統合的に組み合わせることで、目的に応じたより効果的な心理的セッションが行われています。

ヒプノセラピーのセッションの流れ

実際のヒプノセラピーのセッションは、以下のようなステップで進みます。 初めての方でも安心して受けられるよう、すべてのプロセスは丁寧に進められます。

  1. ① カウンセリング

    セッションの目的や現在の悩み、望む変化について丁寧にヒアリングします。 クライアントの状態に合わせて、最適なアプローチとワークの内容を一緒に決定します。

  2. ② 催眠誘導(リラクゼーション)

    セラピストの穏やかな声の誘導により、心と身体を深くリラックスさせます。 呼吸が落ち着き、思考が静まるにつれて、内面への集中が自然に深まっていきます。

  3. ③ ワーク(暗示・イメージ・退行など)

    セッションの目的に合わせて、暗示療法・イメージ療法・年齢退行・インナーチャイルドの癒しなどのワークを行います。 希望される場合は、象徴的な「前世の物語」を通して現在のテーマを見つめる前世療法が用いられる場合もあります。 潜在意識にポジティブな変化の種をまき、心の深い部分から癒しと気づきを促します。

  4. ④ 覚醒・統合

    ゆっくりと意識を現実に戻し、セッションで体験した気づきや感情を穏やかに整理していきます。 このプロセスによって、心の変化が日常生活に自然に活かされるように整えます。

セッション中は眠っているわけではなく、リラックスしながらも意識はしっかりと保たれています。

ヒプノセラピーの効果とは?|不安・不眠・トラウマ・習慣改善に

ヒプノセラピーを通して、多くの方が、以下のような変化や気づきを実感しています。

  • ストレス・不安の軽減: 自律神経のバランスを整え、心の落ち着きと安心感を取り戻します。
  • 不眠や緊張の緩和: 深いリラクゼーションによって、自然な眠りのリズムが整いやすくなります。
  • 自己肯定感・自信の回復: 否定的な自己イメージを手放し、前向きで健全な自己感覚を育てます。
  • 習慣の改善(禁煙・過食など): 潜在意識に新しい行動パターンをイメージとして定着させます。
  • トラウマ・恐怖症の軽減: 催眠状態の中で過去の感情や記憶を見つめ直し、心の整理を促します。
  • 感情の浄化と前向き思考の定着: 怒り・悲しみ・不安などの感情を手放し、心を軽やかに整えます。
  • パフォーマンスの向上: スポーツ・仕事・プレゼンなどで集中力や自信を高め、潜在能力を引き出します。

ヒプノセラピーは潜在意識のレベルで変化をサポートするため、意識的な努力に頼らずとも、 自然に行動や考え方が整っていくケースが多く見られます。

ヒプノセラピーの3つの代表的な効果

ヒプノセラピーの効果を「リラックス」「暗示」「ネガティブな感情の解放」という3つの観点から、もう少し詳しく解説します。

1.リラックスによるストレスからの解放効果

ヒプノセラピーでは、まずクライアントを催眠状態(トランス状態)へと導きます。このトランス状態とは、心と身体が深くリラックスし、意識が内側に向いた状態のことです。

催眠状態になると、人の心と身体は自然に緩み、瞑想に近い状態になります。瞑想では目を閉じ、呼吸に意識を向けていきますが、催眠ではセラピストの誘導に従って、同じように内側へ意識を向けていきます。

リラックスが深まると、自律神経は交感神経優位から副交感神経優位へと切り替わり、脳波もベータ波からアルファ波〜シータ波へと変化していきます。
その結果、次のような効果が期待できます。

◆ 筋肉の緊張が和らぎ、血流が改善される。

◆ リラックスによって肩こりが緩和される。

◆ 睡眠の質が改善される可能性がある。

◆ 免疫力が高まる。

現代社会では、慢性的な緊張やストレスで「リラックスする感覚」を忘れてしまっている方も少なくありません。
ヒプノセラピーは、心身を深く休めながら、ストレスから解放される体験を安全に提供してくれます。

2.暗示から得られる効果

催眠状態、つまりトランスに入ると、私たちの意識の働き方が変わります。普段は「顕在意識」と「クリティカル・ファカルティー(批判的・分析的なフィルター)」がしっかり働いていて、 自分にとって都合の悪い情報や受け入れがたい情報をはねのけています。

しかし、催眠状態ではこの批判的思考が一時的にやわらぎ、その結果、言葉(暗示)に対する受容性が高まります。これにより、肯定的な暗示が潜在意識に届きやすくなるのです。

たとえば、「人前で話すと緊張してしまう」という方に対して、催眠状態の中で「あなたは人前でも落ち着いて、自然体で話すことができます」という暗示を繰り返し届けていくと、潜在意識のレベルで「私は人前でも話せる」という新しい自己イメージが育っていきます。

このようにヒプノセラピーは、潜在意識に直接働きかけることで、行動や心理状態の変化を後押しすることができます。

3.ネガティブなエネルギーが解放される効果

ヒプノセラピーには、「年齢退行」や「前世療法」のように、心の奥深くに抑え込まれた感情や記憶にアクセスする手法があります。

そこでは、怒り・悲しみ・恐怖・傷心・罪悪感など、長い間抑圧されてきた感情が現れることがあります。
これらの感情が積み重なると、「私は愛されない」「どうせうまくいかない」といったネガティブな信念(ビリーフ)につながっていきます。

ただし、すべての怒りや悲しみ、恐怖が悪いわけではありません。たとえば「受験に失敗したくない」という適度な恐れが、勉強へのモチベーションになることもあります。

一方で、「結婚生活に対する強い恐怖」「飛行機に乗ることへの過剰な恐怖」など、前向きな行動を妨げてしまう感情は、解放していく必要があります。

年齢退行や前世療法を通して、これらの感情やビリーフの源となっている体験を安全に見つめ直し、理解し、解放していくことで、心の状態が軽くなり、より建設的で前向きな生き方を選びやすくなっていきます。

その他の効果・医療分野での活用

ヒプノセラピー(催眠療法)は、リラクゼーションや暗示、退行ワークだけでなく、医療や健康のサポートとしても活用されています。

19世紀のイギリスの医師ジェームス・エスデールは、催眠を使って外科手術を成功させたことで知られています。
現代においても、出産時の痛みの軽減や、慢性痛・ストレス管理など、さまざまな医療分野で催眠が取り入れられています。

ヒプノセラピーは薬ではありませんが、「心のあり方」を整えることで、身体の状態にも良い影響を与えていく可能性を持ったアプローチだと言えるでしょう。

ヒプノセラピーに関するよくある質問

催眠にかからない人はいますか?

ほとんどの方は、リラックスできれば催眠状態に入ることができます。
信頼関係と安心感があれば、自然に深いリラクゼーションを体験できます。

何回くらいで効果が出ますか?

テーマや個人差によりますが、1〜3回で変化を感じる方が多いです。

ヒプノセラピーは安全ですか?

セッション中も意識は常に保たれており、セラピストがコントロールすることはありません。
本人の意思を尊重して進める、安全で穏やかな心理的アプローチです。

自己催眠とヒプノセラピーはどう違いますか?

自己催眠は自分で行うセルフワークで、ヒプノセラピーは専門家の誘導のもと、
より深い潜在意識にアクセスします。両方を組み合わせることで相乗効果も期待できます。

ヒプノセラピーのことなら、マスタートレーナー今本忠彦にお任せください

ヒプノセラピー マスタートレーナー 今本忠彦
ヒプノセラピー マスタートレーナー 今本忠彦

クリアライト・ヒプノセラピースクール代表の今本忠彦です。
NGH(米国催眠士協会)およびABH(米国催眠療法協会)の認定マスタートレーナーとして、 2008年のスクール開講以来、長きにわたりヒプノセラピーの教育と普及に携わってきました。

初めての方にも安心して学べるよう、国際基準に基づいたカリキュラムを提供しています。
東京(渋谷)およびオンラインで、心理学的理論に基づいた実践的なヒプノセラピーを指導しています。
ヒプノセラピーを通じて、心を整え、より前向きに生きるサポートを行っています。

▶ 今本忠彦マスタートレーナーの詳しい紹介はこちら

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