自己催眠とは?
自分一人でできるヒプノセラピー、「自己催眠法」について解説します。 自己催眠とは、自分で自分の潜在意識にアクセスし、言葉やイメージをインプットしたり、 すでに潜在意識にある情報を引き出したりする方法です。
なぜ自己催眠が必要なのか?
自己催眠が必要な理由は、「いつでも手軽にできること」と、 「潜在意識とのコミュニケーション能力が高まり、 自分の心を自由にコントロールできるようになること」にあります。
年齢退行や前世療法も自分でできる?
結論としては、「できる人もいるが、最初はおすすめしない」です。 たしかにブライアン・ワイス博士のように、自分で前世体験ができる人もいます。 しかしそこに至るには、退行催眠の仕組みを深く理解している必要があります。
まずはセラピストに誘導してもらう形から学ぶほうが、結果が出やすく安全です。
自己催眠の方法(誰でもできるシンプル版)
以下は、自宅で簡単にできる自己催眠の手順です。
- リラックスできる姿勢をとる(座る・横になるどちらでもOK)
- 目を閉じて、まぶたのリラックスを感じる
- まぶたが心地よく重くなっている感覚に意識を向ける
- 呼吸に意識を向け、自然なリズムを感じる
- 心が落ち着いてきたら、「私の人生はあらゆる面で良くなっている」と唱える(10回)
- 透明で白い光をイメージし、その光が体の中へ入ってくる様子を想像する
- 光が心と体を癒しているイメージを3分ほど続ける
- 意識がそれたら、やさしく光のイメージに戻す
- 最後に呼吸へ意識を戻し、ゆっくりと目を開ける
寝る前の自己催眠(7日間のワーク)
寝る前に次の暗示を、左右の指で10回カウントしながら唱えてください。
「毎日、わたしの人生はあらゆる点において、どんどん良くなっていく。」
この暗示を続けると、心が落ち着き、翌朝に肯定的な変化を感じる人が多くいます。
自分自身の潜在意識とのコミュニケーション
催眠界の巨匠ミルトン・エリクソン博士は、 「クライアントがクライアントである理由は、自分の潜在意識と十分にコミュニケーションが取れていないからだ」 と述べています。
自己催眠は、まさにこの「潜在意識との対話」を可能にする訓練です。
興味があれば、自己催眠研究の文献はこちらからどうぞ: 自己催眠の学術研究(英語)
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