世界基準のヒプノセラピー資格講座、クリアライト・ヒプノセラピースクール

クリアライトのヒプノセラピー資格講座
NGH米国催眠士協会とABH米国催眠療法協会のマスタートレーナーが教える、ヒプノセラピー資格講座です。 NGH米国催眠士協会とABH米国催眠療法協会のマスタートレーナーが教える、ヒプノセラピー資格講座です。

自己催眠とは?

自己催眠のイメージ画像

 

自分一人でできるヒプノセラピー、「自己催眠法」について解説します。

自己催眠とは、自分自身を催眠誘導して潜在意識にアクセスし、肯定的な言葉やイメージをインストールすることで、心の状態を良くして、より良い行動を促すために行われます。

また、 すでに潜在意識にある過去の記憶などを情報を出したりすることもできます。

なぜ自己催眠が必要なのか?

ヒプノセラピストに催眠誘導してもらい、暗示を入れてもらうことも可能です。 しかし、究極的には、自分が自分の潜在意識を理解し、主体的に扱えるようになること―― つまり、自分自身で潜在意識をコントロールできるセルフコントロールこそが、 人生の質を根本から高めていくための、最も本質的で再現性の高い方法だと言えるでしょう。

自己催眠の目的は、 「潜在意識とのコミュニケーション能力を高め、 思考・感情・行動の反応を自分で選択できるようになること」にあります。 その結果として、無意識のクセや思い込みに振り回されることなく、 自分の心をより自由に、しなやかにコントロールできるようになっていくのです。

自己催眠の方法(誰でもできるシンプル版)

以下は、自宅で一人でも安全に行える、シンプルな自己催眠の手順です。

特別な道具や技術は必要ありませんので、リラックスできる時間と場所を確保して行ってください。

1. リラックスできる姿勢をとる(椅子に座る・横になる、どちらでもOK)   

2. 目を閉じて、まぶたが自然に緩んでいく感覚を感じる

3. まぶたが心地よく重くなっている感覚に、やさしく意識を向ける

4. 呼吸に意識を向け、吸う息・吐く息の自然なリズムを感じる

5. 心が少しずつ落ち着いてきたら、  「私の人生はあらゆる面で良くなっている」と心の中、または小さな声で唱える(10回)

6. 透明で白い光をイメージし、その光がゆっくりと体の中へ入ってくる様子を想像する

7. その光が、心と体のすみずみまで行き渡り、癒しと安心感をもたらしているイメージを、3分ほど続ける

8. 途中で別の考えが浮かんでも問題ありません。   気づいたら、やさしく白い光のイメージに意識を戻します

9. 最後に再び呼吸へ意識を戻し、体の感覚を感じながら、ゆっくりと目を開ける

寝る前の自己催眠

寝る前のリラックスした状態で、次の暗示をゆっくりと唱えてください。

左右の指で10回カウントしながら、一言一言を心の中にしみ込ませるように行います。

「毎日、わたしの人生は、あらゆる点において、どんどん良くなっていく。」

言葉の意味を無理に考える必要はありません。

ただ、その言葉が自然に心に広がっていくのを感じてください。

この暗示を続けていくと、心と身体が穏やかに整い、 翌朝、気分の軽さや前向きな感覚など、肯定的な変化を感じるようになります。

自分自身の潜在意識とのコミュニケーション

催眠界の巨匠ミルトン・エリクソン博士は、 「クライアントがクライアントである理由は、

自分自身の潜在意識と十分にコミュニケーションが取れていないからだ」 と述べています。

これは、問題や悩みの本質が「能力の不足」や「意志の弱さ」にあるのではなく、

本来は豊かな知恵や解決力を持っている潜在意識の声に、

意識の側が気づき、耳を傾けられていないことにある、という示唆でもあります。

自己催眠は、まさにこの「潜在意識との対話」を可能にするための訓練です。

年齢退行や前世療法も自分でできる?

結論としては、「できる人もいるが、最初はおすすめしない」です。 理論上は自己催眠を使って、過去の記憶やイメージにアクセスすることは可能です。

実際に、ブライアン・ワイス博士のように、 自分自身で前世体験を行えるケースも存在します。 しかし、それはごく限られた例であり、 深い集中力と、催眠状態や心の反応に対する十分な理解が前提となっています。

年齢退行や前世療法を安全かつ効果的に行うためには、 退行催眠の仕組みだけでなく、 記憶・感情・イメージがどのように結びついて表れるのかを、 体系的に理解している必要があります。 知識が不十分なまま行うと、 必要以上に感情が揺さぶられたり、混乱が生じることもあります。

そのため、まずは経験豊富なセラピストに誘導してもらいながら体験し、 催眠状態の深まり方や心の反応を実感として学ぶほうが、 結果が出やすく、何より安全です。 基礎をしっかり身につけた上で、 必要に応じて自己催眠へと応用していくことが望ましいでしょう。

プロが教える「自己催眠」を成功させる本質的なコツ

自己催眠と聞くと、「何か特別な、難しい技術が必要なのではないか?」と感じる方が多いかもしれません。しかし、その実態は非常にシンプルで自然なものです。

1. 自己催眠は、日常の中で誰もが体験している「自然な状態」

実は、私たちは1日のうちに何度も催眠状態(トランス状態)に入ったり出たりを繰り返しています。

  • 朝起きてすぐのボーッとしている時
  • いつもの道を無意識に歩いている時
  • テレビや映画、あるいは読書に深く没入している時

これらはすべて自然な催眠状態です。自己催眠とは、この「何かに没頭している状態」を意図的に作り出し、自分に役立つメッセージを届ける技術に過ぎません。難しく考える必要はなく、リラックスして文章を読んでいくだけで良いのです。

2. 「1回目より2回目」反復が潜在意識を書き換える

潜在意識に新しいイメージや暗示を定着させるプロセスは、「漢字や英単語の学習」と全く同じです。

  • 1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と繰り返すことで定着する
  • 繰り返すことで、脳がその情報を「重要なもの」と認識し、自動的に実現しようとする

一度で劇的な変化を求めず、定期的に暗示文を読み返してください。繰り返すほどに、あなたの潜在意識はその内容を現実のものとして定着させていきます。

▼ 動画解説:プロが教える自己催眠のメカニズムと実践

※動画の後半(03:16〜)には、観るだけで潜在意識に届く「肯定的な暗示文の実践パート」が含まれています。まずは1週間、この動画と一緒に試してみてください。

この記事の執筆者

今本忠彦(いまもと・ただひこ)
CLEAR LIGHTヒプノセラピースクール代表
NGH米国催眠士協会(National Guild of Hypnotists) 認定マスタートレーナー
ABH米国催眠療法協会(American Board of Hypnotherapy) 認定マスタートレーナー
全日本ヒプノセラピスト協会(All Japan Hypnotherapist Association) 認定マスタートレーナー

2008年より、2,000名以上のヒプノセラピストを養成。
現在、CLEAR LIGHTヒプノセラピースクールにて、プロのヒプノセラピストを目指す方々に実践的な指導を行っている。
著書に『世界基準のヒプノセラピー入門(河出書房新社)』、
7日間で成功する自分になる!「ヒプノコーチング®」(さくら舎)』がある。
日本におけるヒプノセラピー教育の第一人者として活動中。

自己催眠に関するよくある質問(FAQ)

自己催眠中に眠ってしまいそうな時はどうすればいいですか?

自己催眠は意識を保った状態で行うことが重要です。眠りに落ちてしまうと、意図的な暗示のインストールが中断されてしまいます。もし眠気を感じたら、深く催眠に入ろうとせず、意識をはっきりと保てる「浅い催眠状態」に留まるよう調整してください。座った姿勢で行うなど、眠りにくい環境を整えるのも効果的です。

自己催眠で潜在意識を書き換えるのに、どれくらいの期間が必要ですか?

個人差はありますが、まずは21日間(3週間)継続することをおすすめします。潜在意識は繰り返しによって新しい情報を「当たり前の習慣」として認識する性質があるため、毎日少しずつでも継続することで、思考や行動の自然な変化を実感しやすくなります。

自己催眠がうまくできているか不安なのですが、コツはありますか?

「正しくやらなければ」という意識(顕在意識)を一度手放すのがコツです。集中しようと力むのではなく、ただ呼吸や言葉の響きに身をゆだねる感覚で行ってください。途中で雑念が浮かんでも、それを否定せずに「ああ、今別のことを考えていたな」と気づき、また静かにイメージに戻るというリラックスした態度が、催眠状態を深める鍵となります。

自己催眠を成功させるために、特別な才能や集中力は必要ですか?

いいえ、特別な才能は必要ありません。自己催眠は、読書に没頭したり、いつもの道をボーッとして歩いたりするのと同様の「日常的で自然な状態」を意図的に作るだけです 。大切なのは技術ではなく、漢字や英単語を覚える時のように何度も繰り返すことです 。1回目より2回目、2回目より3回目と反復することで、潜在意識に暗示が自然と定着していきます 。

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