解決志向アプローチ

こんにちは

クリアライトの今本です。

年齢退行や前世療法という手法は

よく、

問題の原因を過去にあるとして

その原因を追求する

「問題志向」的なアプローチだと思われているようです。

もちろん、

そのような間違った使い方をしているヒプノセラピストは

日本には本当にたくさんいて、

これはとても問題だと私は思っているのですが

しかし、

クリアライトで教えている世界基準のヒプノセラピーは

問題の原因を探って納得させるアプローチではなく、

「解決志向」というアプローチ法に基づいています。

これはどいうアプローチかというと、

「何がいけなかったのだろう?」「誰のせいで私は不幸になったのだろう?」

という考え方ではなく、

自分が望む ”未来” を手に入れるために、

「何をすればそこに到達できるのだろう?」

「どうすればできるようになるのだろう?」

と考え、

望む未来を手にいれるためのお手伝いをする

というのが大きな特徴です。

私はこの考え方のことを、

セラピストが持つ「方向性」と読んでいます。

なので、年齢退行を行なって

すると必ず、母親との関係や父親との関係、

あるいは、幼少期の人間関係が関わったトラウマが出てくるのですが、

それをどういう方向性で扱うのかということで、

ヒプノセラピーは素晴らしいものになりますし、

あるいは害になる場合もあります。

これは前世療法も同じで、

催眠中に体験したことから、

「なぜ?」できないのか?

という原因を探ったり、

これまでの不幸を人のせいにするのではなく、

この繰り返されるパターンから

「どうすれば」脱することができて

素晴らしい人生を生きていくためには

「何を学べば?」

これらのトラウマから解放され

良い人生になるのか?

その答えを、クライアントから引き出すのです。

これが解決志向的な考え方で行う

退行催眠であり、

私の長年の経験から言えることは

この考え方がしっかりしていなければ

ヒプノセラピーはやっても意味のないものになるでしょう。

そもそも、ヒプノセラピーは潜在意識という

人が持つ「エンジン」にアクセスして

自分が自分という車の運転手になり

主体性を持って、

人生を自由に運転をするための手段だと言えるでしょう。

しかし、これまでの人生は、

自分が自分の運転手になるというよりは、

いろんな人からの影響を受けて、

ただただ流されてきただけなのかもしれません。

つまり、自分をコントロールするのではなく

コントロールされっぱなし、、、だったわけです。

ヒプノセラピーが有益なのは

この関係性をひっくり返し

自分が自分自身のことをもっと信頼できるようになり

自分が自分の人生の主人公になり

望む結果を得るために行うことが最も大切であり、

暗示や退行催眠などのすべてのテクニックは

それを達成するための手段であることを

しっかり確認しなければなりません。

これはまるで、

いくら切れ味の良い「ハサミ」を持っていても

使う人の目的によっては

良くも使えるし、悪くも使えるのと

よく似ているでしょう。

クリアライトでヒプノセラピーを学ぶメリットは

方向性、知識、テクニックのすべてにおいて

しっかりした土台に支えられている

確かなものを学べることであり、

しかも、このレベルの物をダイレクトに

国内でもっともリーズナブルな価格で学ぶことが

できることだと言えるでしょう。

 

自己催眠

自己催眠とは自分が自分自身にかける催眠のことを言います。

催眠療法では、通常、暗示をセラピストから受けることで

潜在意識に新しいプログラムを作っていきます。

例えば、不安から解放されたい。でも、できない。。。

というクライアントであれば、

催眠に入った後に、潜在意識に対して直接、

暗示を語りかけます。

その暗示とは、例えばこんな感じです。

「あなたは今、深くリラックスしています。ストレスや心配はすべて消えていきます。あなたは今、とてもリラックスしていますが、これは、あなた自信がそうさせたのです。私はただ誘導しただけです。このリラックスさせる力は、あなたに元々備わっている能力です。あなたはこれから自分の心をコントロールして不安を少なくしていきます。不安から自由になることで、あなたの心はポジティブな状態に変化していくでしょう。

私生活でも職場においても、不安から解放され、全てをより実り多いものにするためには、あなたはより大きな力に自分を委ねる必要があります。そうすることで、あなたはもっとリラックスして物事に対処することができます。より大きな力に委ねることで、自分の心をリラックスさせることができます。より大きな力にあなた自身を委ねることで、あなたは人生におけるその他の目標をどんどん達成していくでしょう。」

これらの話しかけは、もちろん、通常の状態(催眠状態ではない状態)でも効力を発揮します。

しかし、催眠トランスを体験しているときは、被暗示性が高まりますので、つまり、

話しをより深いレベルで聴いて理解することができる状態になっているので、

暗示がさらに深い領域に染みわたります。

これが催眠暗示の効用ですが、

暗示は通常、繰り返すことで定着していきます。

これは、人は繰り返し反復することで何かをマスターするのと同じことで、

暗示も、一度よりは二度、二度よりは三度、繰り返すとより深い領域に定着しますし

パワフルなものになります。

そこでヒプノセラピストは、クライアントに自己催眠法を教えることがあります。

これは、セッションを通して入れた暗示を、より強力なものにするために行います。

では、自己催眠をどのように行うのでしょうか?

これは簡単で、まるで読書をするときのように

ただ読むだけです。

しかし、ただ読むだけといっても、

自宅などでリラックスできる場所でするのがいいでしょう。

落ち着ける場所で、そこにいると安心できる場所です。

そこで呼吸を整えてゆったりすると、

これだけで、人は軽いトランスに入っていきます。

そして、通常、退行催眠などを行う時は深いトランスが必要ですが、

暗示は浅いトランスでも十分に入っていきます。

なので、ただ、読むだけでいいのです。

もちろん、暗示を読みながら、そうなっていく様子を強力にイメージできれば

さらによいでしょう。

このようにして繰り返し暗示をインストールすれば

次第に暗示は潜在意識に定着します。

そして、一度、定着すれば、

潜在意識はそれを現実として受け止めはじめますので、

効果が表れてくるということです。

自己催眠のことがもっと知りたい!

暗示(言葉)の力

こんにちは。クリアライトの今本です。

今日は、わたしたちが使う言葉がどのようにしてその現実を作り出すのかについてです。

例えばエスキモーの話しですが、彼らは、雪の状態に対して70以上もの名前を持っています。

なぜかというと、雪の状態というのは彼らの生活に密接にかかわっており、

極めて重要であるので、

微妙な状態の違いを表現する言葉を用いる必要があるわけです。

しかし、日本において、生活に雪が密接にかかわっていない地域では、

雪の状態をさほど細かく分類して言語化しなくても、問題はありません。

なぜならそのような現実があってもなくても、さほど重要ではないからです。

これはどういうことかというと、人は言語化されていない現象をとらえることはできず、

言語化されているが故に、

ある特定の現実が識別できるということになります。

なので、エスキモーにとっては、明らかに識別できる現実を

雪とはかかわりのない生活をしている日本人は現実として認識できない、

ということになるのです。

このことをじっくり考察すると

わたしたちは、何かを存在させるときには、

必ず言語を使って「ラベル貼り」をしているということです。

つまり、言語化されていないものは、存在しないに等しいのです。

想像してください。

今、あなたの目の前に、透明のペットボトルがあって、

その中に水が半分はいっています。

では質問です。

この水ですが、

「もう半分しかない」

が正しい捉え方なのか?

「まだ半分もある」

が正しい捉え方なのか?

すこし考えてみましょう。

すると、このような結論にいたるでしょう。

「それはその現象をどう見て、どういう言葉を使うかによる」

つまり、もともとペットボトルの中に”本質的な性質として備わっている現実”

というものはなく、それをどう映し出して言語化するのかが、その人にとっての現実だと言えるでしょう。

これが、「人はそれぞれの世界で生きている」、つまり、それぞれの「世界モデル」というものを形成している

というところにたどり着きます。

わたしたちは人生を生きていればいろんな体験をしますが、

その現象に対して

「最悪な経験だ」と言語化してしまうこともできるし、

「この体験にはきっと何らかのポジティブな学びがあるのだろう」と言語化して

いい教訓にすることもできます。

そして、この両方には正しいとか間違っているというものはなく、

ただ単に、起こっている現象をどう捉えるのか?

というだけの問題なのです。

しかし、どうとらえるかによって、明らかにこころの状態は変わったものになるでしょう。

一方はネガティブに、そして、一方はポジティブに。

わたしたちはみな良いこころの状態を保ちたいと思っています。

これは人間の本能でしょう。

であるならば、現象をできるだけ肯定的に捉えた方が、

肯定的なこころの状態を維持できる訳ですから

絶対に得だ!と思いませんか。

潜在意識は現実と非現実の区別ができません。

なので、

現象を問題だと認識した瞬間から問題になる。

ということなんですね。

暗示についてもっと知る。

催眠療法と催眠術

こんにちは。

クリアライトの今本です。

「催眠療法と催眠術はどう違うのですか?」

とよく質問を受けます。

おそらく、インナーチャイルドを癒したり、前世療法でヒーリングをお越す

という世界と、

人を意のままにあやつるという、「催眠術」との間に、へだたりがあるのかもしれません。

では、何が共通しているのかというと、

共に、人の「潜在意識」という、無意識の領域にアクセスして、

そことコミュニケーションを取っていると言う点です。

潜在意識は、現実と非現実の区別がつきませんので、

人前で緊張してしまう傾向がある人の潜在意識に

「あなたは人まで堂々とできる」

と思い込ませると、

そのように振る舞えるようになるわけです。

これが催眠療法というものです。

一方、催眠術は、

「おしりと椅子がひっついてもう立てない」

命令するわけです。

そして、現実と非現実の区別ができない潜在意識が

そう思い込むと、本当にいすから立てなくなります。

これが、催眠術というものですが、

よって、共に潜在意識への命令、ということが共通しています。

そして、重要な点は、

潜在意識には、現実や非現実というものがない。

ということなんですね。

といいますが、

そもそも「現実」とは何なのでしょうか?

例えばこんな話があります。

ある、多重人格症の人の話しですが、

Aという人格の時は、血糖値が危険な程高い人がいて、

しかし、Bという人格になった瞬間に、血糖値が正常の数値になっているんですね。

また、ある映画俳優は、ある役を長く演じていると

そのやくから抜けられなくなり、本当の自分を探すためのセラピーを受けるそうです。

この場合は、そもそも現実(本当)の自分っていうのは、いったい何なのでしょうか?

また、ある心理学の実験で、学生のグループを二つにわけで

バスケットボールのフリースローの練習をさせたのですが、

一つのグループは一定期間練習をして、またもう一つのグループは、

実際には練習をしませんでしたが、実際に練習をしたグループと同じぐらい

イメージの中で練習をさせたそうです。

で、その結果!はというと、共に、同じぐらいの伸び率をしめしたということなんですね。

こう考えると、イマジネーションといいますか、

こころで何をおもうのか!という力は、想像を絶するほど強いということなのでしょうか。

そして、このこころを持つ力をつかって

どんどん自己を良い方向に変えていこう!

というのが、催眠療法であり、ヒプノセラピーだということになります。

催眠についてもっと知る

催眠はフォークダンスのようなもの

こんにちは。

クリアライトの今本です。

ヒプノセラピーとは日本語に訳すと、「催眠療法」のことを言います。

そして、催眠と言えば、催眠をかける側に特殊な能力があって、

催眠にかかる側は、その力に屈服するようなイメージがありますが、

これはあきらかな間違いです。

もちろん、そんな力があればいいですが、現実的に考えてみると

そんなことができるのなら、わたしは全国の刑務所をまわり、

受刑者たちに対して「あなたはこれからまじめになる」

と催眠をかければいいわけです。

そして、そんなことができれば、どれほど税金を有益に使うことができるでしょうか。

そうなんです。

なので、そういうことはできないのです。もしそういうことができるのなら、もうすでに

いろんな国がそういうテクニックを使って国民を洗脳しているでしょう。

では、催眠とは何なのか?

ですが、催眠とは簡単にいうと、無意識に対してあるプログラムを定着させることを言います。

そして、これは一方的なプロセスではなく、

お互いの協力がなければできないのです。

だって、そうですよね。

スポーツ選手に対してイメージトレーニングをやろうと思った時に、

いくら催眠をかける方が、「目を閉じて、そして、上手くやっているシーンをイメージしましょう。」

といっても、その指示に従わなければ、催眠には入れないわけです。

しかし、そのイメージをすることになにか利益を感じて、モチベーションが高まっていれば

受ける方は積極的に協力をしようとするわけです。

そして、協力してやればやるほど、無意識に上手く行っているときのイメージが定着して

本番でも最高のパフォーマンスが発揮できる。ということなんですね。

はい。これが催眠なんですが、ちょっと、世の中に既にいきわたっているイメージと

かなり違うかもしれません。しかし、実際の催眠とは、お互いの協力があっておこるものであって、

だれかの一方的なちからで起こせるものではありません。

なので、クライアント様にたいして実際にセッションをするときは

まず、このことをしっかり説明しなければなりません。

これがヒプノセラピーの事前面談でクリアしなければならないことです。

そして、そこから、実際の無意識との対話がはじまります。

無意識とはとても素直で、暗示にしたがうという性質がありますので、

そこに、有効な暗示を与えたり、イメージを与えたり、

あるいは、そこにある不必要なものは解放したり。

クライアントの目標にそった、いろんなワークをすることができます。

知覚位置に変化を与える

こんにちは。

ヒプノセラピーにはさまざななテクニックがあります。

例えば、自分と争っている人がいれば、

催眠中に、その人になりきって

自分と対話をするテクニックがあります。

これは、NLP(神経言語プログラミング)では、

知覚位置(Perceptual Position)と呼ばれていたり、

あるいは、ゲシュタルト療法では、

「エンプティ・チェア」というテクニックがあるのですが、

いずれにせよ、やっていることは同じで、

「相手になりきって自分と話をする」

というものです。

なぜ、このテクニックを使うのかというと、

人は時に、あまりにも自分本位でしか物事を体験できないため

人と争ったり対立してしまいます。

なので、イメージの中であれ、相手の気落ちで自分自身を見ることで

お互いの接点を見つけ出し、問題が解決していくことがあるのです。

あるいは、大切な人を亡くしてしまった場合など

イメージの中でその人を呼んできて、

様々なメッセージを伝えたり、

あるいは、メッセージをもらうことが

大きな癒しになることがあるのです。

ですから、深い癒しになります。

では、どのようにやるのでしょう。

やり方は、いたって簡単で、

クライアントを深いトランス状態に導いて、

イメージの中で椅子を想像させます。

自分が座っている目の前に、誰も座っていない椅子があると誘導します。

そこに、例えば、「奥さま」であったり、「旦那さま」であったり

会社の上司であったり、何か、対立している人をイメージの中で連れてきます。

そして、そのイメージの中の相手に対して、自分が言いたいこと、を言います。

そして、次に、相手の反応を見るのですが、ここは、どのようにやるのかというと、

ヒプノセラピストが

「あなたの意識が目の前の中の人の中に入っていく」

と指示します。

そして、クライアントはその指示に従って、

目の前の椅子に座っている、相手の中に、自分の意識が入ったと想像して

相手になりきって、自分自身に話しをします。

すると、なんと、自分の中にいた時には思ってもいなかったことを

感じることができますし、不思議な感じになるでしょう。

そして、自分、相手、自分、相手を言ったり来たりしていくうちに

対立は緩和され、学びを引き出すことができます。

特に、死者と対話をする方法のことを

「悲嘆療法」と呼んでいるセラピストもいますが、

テクニック自体はとても簡単なものです。

しかしながら、クライアントに大きな癒しを起こすことができるので、

ヒプノセラピストにとっては、とても使いやすいテクニックです。

クリアライトのプロフェッショナルトレーニングでは、

これを、第7日目に学びます。

 

催眠誘導のテクニック

クリアライトの今本です。

今日は、催眠誘導についてお話をしたしと思います。

催眠誘導とは、クライアントを通常の起きている状態から

催眠状態への誘導するテクニックのことを言います。

そして、催眠誘導には、本当にたくさんの方法があるのですが、

大きく分ければ、「権威的な誘導法」「許容的な誘導法」「混乱法」

という3つです。

しかし、

前準備もせず、

いきなり催眠誘導をしたからといって、

クライアントは催眠状態に入るものではなく、

それなりの段階を踏まなければなりません。

そこで、一番大切になるのは、

いかにして、クライアントと信頼関係を取っていくのかいうことです。

心理療法では、この信頼関係のことを

”ラポール”(Rapport)と呼んでいます

 

催眠誘導がよく誤解されるのは、

催眠自体、セラピスト側に何か力があって、

それを、クライアントに行使する、

一方的なプロセスだと捉えている方が多いのですが、

実はそうではなく、

催眠とは、相互の協力があって初めて入るものです。

つまり、クライアントも催眠に入るために、

セラピストに協力をしなければなりません。

そういう意味では、「すべての催眠は自己催眠」なのです。

しかし、協力をしてもらうために、

これからやっていく催眠というプロセスが何なのか、

そして、催眠に入り、潜在意識にアクセスして、何をするのか

ということを、クライアントに説明しなければなりません。

これを説明せずに催眠誘導しようとすると、

クライアントは催眠に入ることを拒否するでしょう。

つまり、抵抗するわけです。

ラポールを作っていく方法としてもっと基本になるのは、

当然、クライアントに寄り添うことです。

そして、催眠誘導をする前に

「催眠とはどういう状態なのか?」

「トランスとはどういう状態なのか?」

「トランスを利用して、何をしようとしているのか?」

と、

「催眠があなたをコントロールすることはなく、あなたがコントロールを握っている」

ということを、しっかり説明しなければなりません。

でなければ、クライアントは抵抗します。

簡単に言うと、

催眠誘導をする前にやらなければならないことは、

できるだけ抵抗されないような状態に持って行くと言うことです。

そして、その状態ができれば、

さらに、クライアントとより密接なラポールを取るために、

「被暗示性テスト」というものを行います。

これは、催眠に入る前のウォーミングアップなのですが、

それが終わって初めて、クライアントを催眠に誘導します。

つまり、通常の起きている状態から、

潜在意識にアクセスしやすい、トランス状態に導きます。

この過程は、スクールを通して、その理論と実践方法を学ぶ必要があります。

催眠誘導に関して、

よく誤解されることとして、

このトランスに入ることが、催眠の目的だと思われる方がいます。

しかし、トランスに入るのは、ただの手段であり、

目的ではありません。

これはどういうことかというと、

外科手術では、体をメスで開けることは手段であり

目的ではありません。

体を切開して、開けて、そして、中の構造に対して、

直接、作業をしたしわけです。

ヒプノセラピーもこれと同じで、

催眠に入った後、”潜在意識”に対して、

どのような働きかけをするのか!

と言うことが、最も大切な事であり、

そのために、トランスに入るということなんですね。

なので、催眠誘導とは、ちょうど、手術で体を切開する作業であり、

これは、プロのヒプノセラピストなら

当然、当たりませのようにできなければならないテクニックです。

催眠誘導についてのさらなる詳細はこちらの「ザ・ヒプノセラピー」へ。

ヒプノセラピストの責任

ミルトン・エリクソンとは、

催眠に関わるものなら

誰もが知っている催眠家だ。

催眠家としての彼の洞察力と観察力、

そして、クライアントと信頼関係を気づくスキルは

もう伝説の域になっている。

そして、

彼の考え方は、現在、NLPを行うものや、

多くのヒプノセラピストにも受け入れられてきている。

その中でも、最も大切な前提は、

「抵抗するクライアントはいない。あるのは、柔軟性のないセラピストのみ。」

原文:There are no resistant clients, only inflexible communicator.

「クライアントの抵抗は、信頼関係の不足の兆候である。」

原文:Resistance in a client is a Sign of a lack of rapport.

というものだ。

昨日、私のスクールにお問い合わせの電話が入った。

そして、聞いてみると、このようなことを言っていた。

「先日、テレビにも出てくるような有名な催眠家の元を訪れた。

しかし、催眠にすら入れなかった。」

そして、その催眠家が言うには、

「5人やれば、あなたのようなタイプの人が必ずいて、

あなたはとても催眠に入りにくい体質をしている。

なので、入れなかった。」

と説明があったそうだ。

なので、「こんな私でも、催眠に入れるのか?」

という内容だったのだが、

まず、

「5人やれば、あなたのようなタイプの人が必ずいて、

あなたはとても催眠に入りにくい体質をしている。

なので、入れなかった。」

という言い訳はどうなのだろう。

これは、簡単に要約すると、

「私には何の責任もありませんよ。全てはあなたのせいなのですよ」

と言っている訳である。

一見、正当化できる言い訳のように聞こえるが、

正直に言うと、

これは困ったもんだ。

この考え方は、エリクソンの前提からすると

決して、受け入れられる考え方ではない。

なぜなら、このような考え方をしていると、

そのセラピストには、いつでも逃げ道があることになる。

自分にとって難しいクライアントが来れば、

「あなたは難しいタイプの人だ」

「あなたのイメージ力が足りないから。」

と言ってしまえば、事が解決するからだ。

しかし、エリクソンが言うように、

「抵抗するクライアントはいない。あるのは、柔軟性のないセラピストのみ。」

原文:There are no resistant clients, only inflexible communicator.

「クライアントの抵抗は、信頼関係の不足の兆候である。」

という前提があれば、

難しいクライアントが来て、

施術が上手くいかなかった場合でも、

「自分に一体、何が足りなかったのだろう?」

というフィードバックをするだろう。

そのフィードバックと反省が、セラピストを成長させるのである。

しかし、「柔軟性のないクライアントもいる」

という前提を受け入れてしまうと、

そのセラピストは成長しないだろう。

そして、「あなたは催眠に入れない。」

という、事実ではない暗示を受け入れてしまった

 

クライアントはとても不幸だ。

ヒプノセラピーは、スキルも大切だが、

どのような前提の元でクライアントに接するのかによって、

セラピーは全く違うものになるのです。