世界基準のヒプノセラピー資格講座、クリアライト・ヒプノセラピースクール

クリアライトのヒプノセラピー資格講座
NGH米国催眠士協会とABH米国催眠療法協会のマスタートレーナーが教える、ヒプノセラピー資格講座です。 NGH米国催眠士協会とABH米国催眠療法協会のマスタートレーナーが教える、ヒプノセラピー資格講座です。

インナーチャイルドとは?

インナーチャイルドとは、子供時代の感情や記憶、信念(ビリーフ)が潜在意識に残り、現在の人間関係や自己評価、ネガティブ感情に影響している心理的な仕組みのことです。

インナーチャイルドとは?

インナーチャイルドとは何かを表したイメージ

インナーチャイルドとは、心理学や心理療法の分野で使われる概念で、私たちの潜在意識の中に残っている「子供時代の感情・記憶・信念」を指します。

幼少期に十分に満たされなかった思いや、傷ついた体験は、大人になった今も無意識の反応やネガティブ感情として現れることがあります。

この記事では、2009年よりヒプノセラピー教育と臨床に携わり、1,000名以上のプロヒプノセラピストを育成してきた専門家の視点から、インナーチャイルドの特徴、傷ついたインナーチャイルドが生む感情やビリーフ、そしてヒプノセラピーを用いた具体的な癒し方を、初心者にもわかりやすく解説します。

この記事の執筆者

今本忠彦(いまもと・ただひこ)
CLEAR LIGHTヒプノセラピースクール代表
NGH米国催眠士協会(National Guild of Hypnotists) 認定マスタートレーナー
ABH米国催眠療法協会(American Board of Hypnotherapy) 認定マスタートレーナー
全日本ヒプノセラピスト協会(All Japan Hypnotherapist Association) 認定マスタートレーナー

2009年より、1,000名以上のプロヒプノセラピストを養成。
現在、CLEAR LIGHTヒプノセラピースクールにて、プロのヒプノセラピストを目指す方々に実践的な指導を行っている。
著書に『世界基準のヒプノセラピー入門(河出書房新社)』、
7日間で成功する自分になる!「ヒプノコーチング®」(さくら舎)』がある。
日本におけるヒプノセラピー教育の第一人者として活動中。

心の中の年輪に存在するインナーチャイルド

私たちの潜在意識は、一枚岩ではなく、時間とともに積み重なった「心の層」で構成されています。 この構造は、よく木の年輪にたとえられます。

最も外側には現在の大人の自分があり、その内側には、1年前、数年前、そして幼少期の自分の心の層が重なっています。

6歳、3歳といった幼い頃の体験も、それぞれ独立した心の層として、今も潜在意識の中に保存されているのです。

これらの層には、その時期に経験した出来事だけでなく、感じた感情や思い込みも一緒に刻み込まれています。

たとえば、幼少期に強い悲しみや挫折を経験すると、その感情は解消されないまま残り、大人になった今も無意識の反応として現れることがあります。

このように、過去の体験によって傷ついたまま心の奥に残っている内なる子供を、 「傷ついたインナーチャイルド」と呼びます。

自己理解や心の癒しにおいて重要なのは、この存在に気づき、無視するのではなく、丁寧に向き合い、対話し、癒していくことです。 それによって、心の安定や自己成長が自然と促されていきます。

傷ついたインナーチャイルドが抱えるネガティブな感情

傷ついたインナーチャイルドが抱える感情は、人によって異なりますが、主に次の五つに分類されます。

「怒り」「悲しみ」「恐怖」「傷心」「罪悪感」です。

これらの感情は、過去の体験と強く結びついており、現在の行動や人間関係、自己評価にまで影響を及ぼすことがあります。

たとえば、些細なことで怒りが湧き上がる人は、過去に抑え込まれた怒りが未解決のまま残っている可能性があります。

恋愛に踏み出すことが怖い人は、過去の別れや拒絶の体験が影響しているかもしれません。

また、お金に対して強い罪悪感を持つ人も少なくありません。

これは幼少期に刷り込まれた価値観や、感情体験が原因となっている場合があります。

これらのネガティブな感情は「性格の問題」ではなく、癒されていない心の反応です。

適切な自己理解や心理療法を通じて、やさしく癒していくことが可能です。

傷ついたインナーチャイルドが生み出すネガティブなビリーフ

傷ついたインナーチャイルドが抱える感情は、やがて「ビリーフ(信念)」として心に定着します。

ビリーフとは、「私はこういう存在だ」「世界はこういうものだ」という無意識の思い込みのことです。

これらは幼少期の体験をもとに形成され、大人になってからも自動的に思考や行動を支配します。

たとえば、幼い頃に大切な人との別れを経験すると、 「私は愛されない」「人は離れていくものだ」 といったビリーフが生まれることがあります。

また、「お金を得ることは悪いこと」「成功すると嫌われる」といった信念も、 過去の感情体験が土台となっている場合があります。

こうしたビリーフは無意識に人生の選択を狭めますが、 その正体に気づき、癒すことで書き換えることができます。

過去の感情が現在の思考や行動に影響していることを理解することは、 自己成長への大きな一歩となります。

なぜインナーチャイルドを癒す必要があるのか

心理学者ジョン・ブラッドショーは、著書 『インナーチャイルド ― 本当のあなたを取り戻す方法』 の中で、子供が健全に成長するためには、 「無条件に受け入れられているという感覚」が不可欠であると述べています。

子供は、自分が必要とされ、大切にされていると感じることで、 自分を信じ、他者を信頼する力を育てていきます。

しかし、そのニーズが満たされないまま成長すると、 心の奥に不安や欠乏感を抱えたまま大人になります。

大人になった私たちがインナーチャイルドを癒すとは、 過去に満たされなかった感情的ニーズを、今の自分自身が理解し、受け入れ、補っていくことです。

それは単なる癒しではなく、人間関係の改善や自己肯定感の回復、 そして人生を主体的に生きる力を取り戻すプロセスでもあります。

ヒプノセラピーによるインナーチャイルドの癒し

ヒプノセラピーでは、深いリラックス状態を用いて、 意識と潜在意識のつながりを高め、インナーチャイルドと安全に向き合います。

この状態では、理性による防御が和らぎ、 抑え込まれていた感情や記憶が自然に浮かび上がってきます。

インナーチャイルドを抱きしめ、対話し、理解を示すことで、 過去に凍結された感情が解放されていきます。

また、知覚位置を変えるテクニックを用いることで、 大人の視点と子供の視点の両方から出来事を捉え直し、 新たな意味づけを行うことが可能になります。

その結果、過去の体験は「傷」ではなく「学び」として再統合され、 未来に向けた前向きな変化が生まれていきます。

インナーチャイルドからワンダーチャイルドへ

傷ついたインナーチャイルドが癒されると、 純粋さや好奇心、創造性に満ちた「ワンダーチャイルド」が自然と表に現れます。

ワンダーチャイルドは、私たちが本来持っている生命力や情熱の象徴です。

この存在が活性化すると、自分らしい選択や行動が取りやすくなり、 日常にも前向きな変化が生まれます。

インナーチャイルドを癒すことは、過去に戻ることではありません。

本来の自分を取り戻し、未来をより自由に生きるための大切なプロセスなのです。

よくある質問

インナーチャイルドとは何ですか?

インナーチャイルドとは、子供時代に形成された感情・記憶・思い込み(ビリーフ)が潜在意識に残り、現在の人間関係や自己評価、感情反応に影響を与えている心理的な側面のことです。

傷ついたインナーチャイルドがあると、どんな症状や悩みが出ますか?

怒りや不安、自己否定、人間関係のつまずき、恋愛やお金に対するブロックなどとして現れることがあります。性格の問題というより、過去に癒されなかった感情が反応として残っているケースが少なくありません。

インナーチャイルドは誰にでもありますか?

はい。すべての人が子供時代を経て大人になるため、程度の差はあっても、インナーチャイルドは誰の心の中にも存在します。

インナーチャイルドを癒すと、何が変わりますか?

自己肯定感の回復、感情の安定、人間関係の改善、自分らしい選択がしやすくなるなどの変化が期待できます。過去の体験に振り回されにくくなり、現在を主体的に生きやすくなります。

インナーチャイルドは自分で癒せますか?

セルフワークで気づきを深めることは可能です。ただし、強い感情反応や深い記憶に触れる場合は、安全面と効果の面から、経験ある専門家のサポートを受ける方が安心です。

ヒプノセラピーはインナーチャイルドの癒しに効果がありますか?

はい。ヒプノセラピーは深いリラックス状態を用いて潜在意識に安全にアクセスし、抑圧された感情や記憶にやさしく向き合い、再統合していくのに適した心理療法です。

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