世界基準のヒプノセラピー資格講座、クリアライト・ヒプノセラピースクール

クリアライトのヒプノセラピー資格講座
NGH米国催眠士協会とABH米国催眠療法協会のマスタートレーナーが教える、ヒプノセラピー資格講座です。 NGH米国催眠士協会とABH米国催眠療法協会のマスタートレーナーが教える、ヒプノセラピー資格講座です。

前世療法で前世が見えない理由とは?

前世療法でイメージができない理由を解説する記事のアイキャッチ画像

前世療法で前世が見えない、その結論

前世療法で「前世が見えない」と感じる人は決して珍しくありません。 これは失敗でも、向いていないわけでもありません。

多くの場合、体験の仕方や感覚の使い方、そして期待の持ち方によってそう感じているだけなのです。

前世療法は「映像を見る体験」だけではありません。

実際には、多くの人が視覚以外の感覚を通して体験しています。

そして、イメージは最初から自然に浮かぶというよりも、「自分の内側から形になっていく感覚」として現れることがほとんどです。

なぜ前世療法で「見えない」と感じるのか

前世療法では、基本的にはヒプノセラピストの指示に沿って進めていくことで、 多くの方が何らかの前世的な体験をします。

ただし、最初のうちは、その感覚をうまく捉えられず、 「見えない」と感じてしまうこともあります。

ヒプノセラピストの誘導が適切であり、 クライアント側もリラックスして指示に身をゆだねることができれば、 多くの場合、前世に関わる体験は自然に起こります。

では、スムーズに体験できる場合と、 そうでないと感じてしまう場合とでは、 いったい何が違うのでしょうか。

この記事の執筆者

今本忠彦(いまもと・ただひこ)
CLEAR LIGHTヒプノセラピースクール代表
NGH米国催眠士協会(National Guild of Hypnotists) 認定マスタートレーナー
ABH米国催眠療法協会(American Board of Hypnotherapy) 認定マスタートレーナー
全日本ヒプノセラピスト協会(All Japan Hypnotherapist Association) 認定マスタートレーナー

2009年より、1,000名以上のプロヒプノセラピストを養成。
現在、CLEAR LIGHTヒプノセラピースクールにて、プロのヒプノセラピストを目指す方々に実践的な指導を行っている。
著書に『世界基準のヒプノセラピー入門(河出書房新社)』、
7日間で成功する自分になる!「ヒプノコーチング®」(さくら舎)』がある。
日本におけるヒプノセラピー教育の第一人者として活動中。

見えない原因① セラピスト側の要因

ヒプノセラピストの間には、どうしてもテクニックや経験の差があります。

これは、親知らずを上手に抜く歯科医と、そうでない歯科医の違いによく似ています。

これは私自身の体験ですが、埋没した親知らずを抜くために、 ある歯科医院を受診したことがあります。

1本抜くのに1時間以上かかったにもかかわらず、完全には抜けきらず、 親知らずが半分残った状態で中断されてしまいました。

その歯科医の説明は、 「あなたの歯はとても丈夫なので、抜くのが難しい」というもので、 まるでこちら側に原因があるかのように感じられました。

その結果、中途半端な処置のまま帰宅することになり、 その後2〜3日間、顔は大きく腫れ、かなりつらい思いをしました。

そこで「このままではいけない」と思い、 うまく抜いてくれそうな歯科医をネットで探しました。

すると、「どんな親知らずでも5分で抜きます」と、 非常に自信のある表現をしている歯科医を見つけました。

藁をもつかむ思いでメール相談をし、すぐに受診したところ、 本当にたった5分ほどで、驚くほどスムーズに抜いてしまったのです。

しかも、ほぼ無痛でした。

あまりの違いに驚きましたし、 「こんなに楽に終わるものなのか」と感動すら覚えました。

この体験を通して私が感じたのは、 この差はいったい何だったのか、ということです。

おそらく、親知らずを抜くという行為の本質を深く理解し、 そこに十分な経験を積み重ねてきたかどうか、 その違いだったのではないかと思います。

見えない原因② 事前説明の重要性

ヒプノセラピーを通して前世イメージを引き出すことも、 先ほどの歯科医の話とよく似ています。

やはり重要になるのは、セラピスト側のスキル、 とくに事前説明の質です。

では、どうすれば前世イメージを自然に体験してもらうことができるのでしょうか。

そのためにはまず、 前世療法を通して体験される「前世」のイメージとは何なのか、 その本質をセラピスト自身が理解し、 クライアントにきちんと説明しておく必要があります。

なぜなら、多くの方が、 催眠トランス中に体験する「前世体験」に対して、 知らず知らずのうちに過度な期待を抱いているからです。

そのため、前世療法を受ける前の事前説明の段階で、 この点をしっかり伝えておくことがとても重要になります。

多くの方は、催眠状態という非日常的な状態の中で、 まるで映画のように鮮明で神秘的な「前世体験」が起こると 期待しています。

しかし、この期待こそが、 実際の体験とのズレを生み、 「前世が見えない」と感じてしまう 大きな要因の一つになっているのです。

見えない原因③ アクティブ・イマジネーションとは?

例えば、今この記事を読んでいるあなたに、 「もし今の人生の前に前世を生きていたとすれば、 あなたはどこの国、あるいは地域に住んでいたと思いますか?」 と質問したとします。

おそらく多くの方は、「わからない」と答えるでしょう。 それも無理はありません。 このようなことは、頭で考えて答えが出るものではないからです。

しかし、 「正解でなくて構いませんので、 直感でいいから、とりあえず答えてみてください」 と伝えられたらどうでしょうか。

すると、あなたはどこかの国や地域を、 半ば適当にでも答えることになるはずです。

そして多くの場合、 「適当に答えたけれど、これが本当に合っているとは思えない」 と感じるかもしれません。

ですが、ここではそれで十分なのです。 簡単に言えば、これがアクティブ・イマジネーションです。

アクティブ・イマジネーションとは、 「わからないから答えない」のではなく、 「わからなくても、とにかくイメージとして出してみる」 という姿勢のことです。

もしこの場面で「やはりわかりません」と答えてしまうと、 それは能力の問題ではなく、 イメージを使う指示の意図が伝わっていない状態だと言えます。

この「正しさを求めずに、まずイメージを出す」 という考え方こそが、 前世療法において非常に重要なポイントなのです。

見えない理由④ 信憑性を問う必要はありません

深い催眠状態、つまり眠りにつく直前のような、 少しウトウトした状態の中で、 アクティブ・イマジネーションを引き出していきます。

たとえば国や地域のイメージが出てきたら、 次に「そのとき、あなたは男性だったと思いますか、それとも女性だったと思いますか」 と質問します。

もし「わからない」と答えた場合には、 「それは自然なことです。そんなことがはっきりわかるはずはありませんよね。 ただ、もし答えるとしたら、どちらでしょうか。 直感で構いませんので答えてみてください」 と伝えます。

するとクライアントは、 「これは自分が勝手に作っているイメージなのではないか」 と感じることがよくあります。

しかし、それでもまったく問題はありません。 なぜなら、無数に別のイメージを思い浮かべることもできたはずなのに、 なぜかそのイメージが選ばれて出てきたからです。 これこそが、アクティブ・イマジネーションの働きです。

アクティブ・イマジネーションでは、 どのようなイメージが出てきても、 それはその人にとって意味のある体験として現れています。

そのため、 「これは間違った空想ではないか」 「本当に前世のイメージなのだろうか」 と信憑性を問い続ける必要はありません。

見えない原因⑤ 感覚タイプの違い

前世体験は、「見る」だけの体験ではありません。

人が目を閉じてイメージを思い浮かべるとき、 主に使われる感覚には大きく分けて三つあります。 それが「視覚」「聴覚」「体感覚」です。

そして、人が前世を体験するときにも、 それぞれ得意とする感覚のタイプがあります。

一般的には、視覚が得意な人が約4割、 聴覚が得意な人が約2割、 体感覚が得意な人が約4割と言われています。

もしあなたが視覚タイプであれば、 前世イメージが映像として「見える」かもしれません。 しかし、残りの多くの人は、 映像としてはっきり「見る」ことができないのが普通です。

ある人は、紙芝居のような一枚の絵だけが浮かび、 そこから感覚的に前世のストーリーを理解します。 また、別の人は音や声の印象を手がかりに、 物語を展開していくこともあります。

そのため、もし映像が見えなくても問題はありません。 「見えなくていいので、 そのストーリーはどのように展開していきそうか、 感じるままに教えてください」 と誘導していきます。

ここで、少しご自身で確かめてみてください。

今、目を閉じて、 一週間ほど前に体験した出来事を思い出してみましょう。

あなたは、どの感覚を使ってその体験を再現していますか。 映像が見えますか。 それとも音や声として思い出していますか。 あるいは、言葉にならない感覚として 「なんとなくわかる」感じでしょうか。

前世イメージには多くの歪みが含まれます

ブライアン・ワイス博士は、著書『前世療法2』の中で、 催眠中に体験される前世のイメージには、 さまざまな歪みが含まれることがあると述べています。

例えば、ある人を子供時代まで退行させ、 幼稚園のことを思い出すように指示したとします。 すると、当時の先生の名前や自分の服装、 壁に貼ってあった地図、友達のこと、 教室の壁紙の色などを思い出すかもしれません。

その後、実際に調べてみると、 幼稚園の壁紙は本当は黄色で、 緑色の壁紙は小学校一年生の頃の記憶だった、 ということがわかる場合もあります。

しかし、だからといって、 その記憶が間違ったソースから来ているとは言えません。

同じように、過去世の記憶も一種の歴史小説のような性質を持っており、 ファンタジーや創作、歪みが含まれていることがあります。 それでも、その核心部分には正確な記憶が存在し、 それらはすべて意味のある体験なのです。

なぜなら、真実はその中に含まれているからです。 そして、この現象は夢の中でも、 今生での過去への退行でも同様に起こります。 (ブライアン・ワイス著『前世療法2』PHP出版より抜粋)

このように、前世イメージには、 そもそも多くの歪みが含まれているのが自然なのです。

そのため、前世体験の最中は、 イメージの正確さを判断しようとするのではなく、 セラピストの指示に沿って、 最後まで体験を続けることが大切です。

映像がはっきり見えなくても構いません。 聴覚的な印象でも、感覚的な気づきでも、 たとえ「自分が作っているイメージのように感じる」と思っても、 そのまま最後まで体験してみてください。

すると、途中で強い感情に触れることがあったり、 後から振り返ったときに、 驚くような気づきや発見が得られることも少なくありません。

前世を見ることに対する過度な期待

「前世療法を受けたけれど、前世が見えなかった」 と感じる方の多くは、 前世体験に対して、知らず知らずのうちに 過度な期待を抱いていることがあります。

前世療法を実際に体験したことがない段階で、 「前世体験とはこうあるはずだ」 というイメージを持ってしまい、 その理想像と、実際に体験した内容とのあいだに 大きなギャップが生じることで、 「見えなかった」と感じてしまうのです。

そのため、ヒプノセラピストには、 前世療法とはどのような体験なのかを 事前に丁寧に説明することが求められます。

また、前世体験がどのような形で現れるのか、 映像だけに限らないことを伝えたうえで、 前世イメージを引き出すための 質問の質を高めていく必要があります。

物語をどのように導けば、 クライアントの潜在意識にある その人なりの前世イメージが自然に現れてくるのか。 この点は、スキルと経験を積み重ねることで 確実に磨かれていくものです。

もし、これまでに何度か前世療法を受けたものの、 「ほとんど何も体験できなかった」 と感じているのであれば、 一度、誘導や説明の異なるセッションを 体験してみるのも一つの選択です。

ご興味のある方は、 クリアライトの前世療法セッション用サイトをご覧ください。
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また、このような前世療法のスキルを体系的に学び、 将来的にプロのヒプノセラピストを目指したい方は、 以下よりクリアライト・ヒプノセラピースクールの公式サイトをご覧ください。
クリアライト・ヒプノセラピースクール公式サイト

前世療法で「前世が見えない」と感じる方のためのFAQ

前世療法で前世が「見えない」のは失敗ですか?

いいえ、失敗ではありません。前世療法は「映像を見る」体験に限られず、感情・体感覚・直感・音など、さまざまな形で体験されます。実際、はっきりした映像が見えない方のほうが多数派です。

前世療法でイメージが全く出ないことはありますか?

一時的に出にくいことはありますが、多くの場合は「正解を見よう」「本物の前世を当てよう」という意識がブレーキになっています。前世療法では、浮かんでくる感覚や印象をそのまま受け取る姿勢が大切です。

前世療法は想像(イマジネーション)しているだけではないのですか?

前世療法では「アクティブ・イマジネーション」という心理的プロセスを用います。意識的な空想とは異なり、深いリラックス状態で潜在意識が提示するイメージを扱うため、感情の解放や気づきが自然に起こります。

前世療法では、視覚が苦手な人でも体験できますか?

はい、問題ありません。前世療法は視覚だけでなく、聴覚・体感覚・感情・直感などを通して体験されます。実際には「見えないけれど、なぜか分かる」「感情が動く」という形で体験される方も多くいます。

前世療法で見えない場合、どうすれば体験しやすくなりますか?

大切なのは、正解を探さず「感じたままを答える」ことです。また、事前に前世療法の仕組みを理解し、過度な期待を手放すことで、体験は格段にスムーズになります。適切な誘導と質問ができるセラピストを選ぶことも重要です。

前世療法はどこで受けるのがおすすめですか?

ポイントは、①事前面談がある、②途中で中断できる、③解催眠とアフターケアがある、④前世の断定を押し付けない、の4つです。安心して前世療法を受けたい方は、こちらをご覧ください。

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前世療法を学ぶには、どこで学べますか?

前世療法は理論だけでなく、安全管理・誘導・質問・統合まで実技が重要です。体系的に学びたい方は、プロ向け講座でのトレーニングがおすすめです。

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