世界基準のヒプノセラピー資格講座、クリアライト・ヒプノセラピースクール

CLEAR LIGHT Hypnotherapy
NGH米国催眠士協会とABH米国催眠療法協会のマスタートレーナーが教える、ヒプノセラピー資格講座です。 NGH米国催眠士協会とABH米国催眠療法協会のマスタートレーナーが教える、ヒプノセラピー資格講座です。

クリアライト・ヒプノセラピースクール公式ブログ

失敗しないヒプノセラピースクールの選び方

2022年2月17日

マスタートレーナー今本忠彦この記事の執筆責任者:クリアライトヒプノセラピースクール代表:今本忠彦世界最大級の会員数と最も長い歴史を誇る米国のヒプノセラピストのプロ団体、NGH米国催眠士協会(National Guild of Hypnotists)のマスタートレーナーとして活動中。2009年より現在まで、1000名を超えるプロのヒプノセラピストの養成実績を誇る。執筆書に、『世界基準のヒプノセラピー入門(河出書房新社)』がある。

失敗しないスクール選びをするためには。

失敗しないヒプノセラピーのスクール選び

現在、日本には多くのヒプノセラピースクールがありますが、同じ”ヒプノセラピー”という言葉を使っていても、

全てのスクールで同じことを教えている訳ではないのでしっかりした調査が必要です。

まず、プロのヒプノセラピストを目指すのならば、

その土台となる「正しい催眠理論」と「正しいテクニック」を学ばなければなりません。

間違った知識とテクニックを学んでしまうと、いくら経験を積んでも上手くなりませんので、

しっかりしたスクールで学びたいものです。

「どこのスクールで学んでも同じ」という安易な考え方をしていると、

結局は時間的に遠回りすることになるかもしれませんし、また学び直すことになるかもしれません。

そうなると、時間だけでなく、金銭的な負担も大きなものになります。

また、臨床心理士、認定心理士、または、精神科医という肩書きも、

そのトレーナーのヒプノセラピーの知識とスキルを測る目安にはなりませんし、

外見上は、同じ資格を発行しているスクールであっても、”誰から学ぶ”のかによって、

あなたの知識とスキルはまったく違うものになるのがヒプノセラピーなのです。

そこで、ヒプノセラピーのスクールを選ぶ際に考慮しなければならないポイントをまとめました。

どんなトレーニングを受けて来たのかをチェック!

現在、日本にはたくさんのヒプノセラピーのトレーナーが存在しますが、

「どういう教育(トレーニング)を受けてきたのか?」は必ずチェックしてください。

どの機関でどれぐらいのトレーニングを受けたのかを知ることで、

そのトレーナーの実力をある程度は察することができます。

よって、あなたがこれから学ぼうとする先生には遠慮なく質問してください。

特に、「独自のセラピー手法」を売りにしているトレーナーには注意が必要です。

なぜなら、基本ができていない独自性ほど危ういものはありません。

実際のセッション経歴をチェック。

ヒプノセラピーを教えるわけですから、

ある程度のセッション経験のあるトレーナーから学びたいものです。

セッション経験が浅いトレーナーからヒプノセラピーを学びたいとは誰も思わないでしょう。

よって、そのトレーナーのヒプノセラピストとしてのセッション歴、

何年ぐらいのキャリアがあって、どれぐらいの数のセッションをこなし、

どれぐらいの成果を上げたのかを必ずチェックして下さい。

ここも遠慮することはまったくありません。

「先生は何年にわたり、どれだけの数のセッションを経験してきているのですか?」とずばり聞いてください。

誠実なトレーナーならそのあたりの質問にはしっかり答えてくれるでしょう。

逆にそこをぼかすようなトレーナーは避けたいものです。

ヒプノセラピーは知識と理論と経験からくる「職人芸」です。

よって、最低限、セッション経験が豊富なトレーナーから学びたいものです。

セッションの方向性を確認する。

ヒプノセラピーは、潜在意識を扱うデリケートな技術です。

セラピストの方向性が不明確だと、表面的なスキルは身につけられても、

実際にクライアントを癒すことは難しくなります。

例えば、「年齢退行」というテクニックを扱う際、

トレーナーによってアプローチが異なります。

一方は「原因志向」で、トラウマを原因に帰する指導を行い、

もう一方は「解決志向」で、困難な体験からの学びを重視します。

これらのアプローチは、トラウマの扱い方やセッションの結果に大きな違いをもたらします。

例えば、原因志向のトレーナーから学んだある生徒は、

自身のトラウマの原因の全てを親のせいにすることで、

結果として親との関係が悪化し、自身の不幸感をさらに深めてしまいました。

この経験により、彼女の人生は悪い方向に向かっていきます。

このように、セラピーの方向性が間違っていると、

技術をいくら学んでも良いセッションを提供することはできません。

プロのヒプノセラピストを目指す際には、

トレーナーのセラピーに対する姿勢や哲学も重要な要素となります。

 

そのスクールの実際の卒業生を確認する。

プロのヒプノセラピストを育成するトレーニングを開催しているのですから、

長くやっていればいるほど、当然、そのスクールを卒業した卒業生がプロとして活躍していなければ矛盾が生じます。

よって、これまでに何名の卒業生を排出してきたのか?

卒業生がどのような活動をしているのかをチェックすることは大切です。

ここも遠慮なく聞いてください。

卒業後のサポート体制を確認する。

ヒプノセラピーのトレーニング後は、たくさんの経験を積むことが必要です。

そして、最初はうまくいかないケースが多いので、的確なアドバイスがもらえるメンターが必要です。

よって、講座は受ければ終わりではなく、卒業後もしっかりサポートされる必要があります。

トレーニング終了後にどれだけのサポート体制を提供しているのかを確認して下さい。

再受講は可能なのか?それは無料なのか有料なのか?

相談することがあれば、どのようにすればいいのか?

勉強会や練習会はあるのか?など。

卒業した後も手厚いサポートを受けることができるかどうかを確認してください。

生徒に対する指導法をチェックする。

ヒプノセラピーのセッションの手法には絶対に外してはいけないポイントがあります。

そして、それらの手法の大まかな骨組みだけを外さなければ、

セッション自体はとてもクリエイティブなものであり、自由度が高いものです。

しかし、ヒプノセラピーの先生の中には、先生がやっている手法を一言一句、

全く同じようにコピーさせたり、実践練習中にダメ出しを連発されたり、

あるいは、たくさんある講座の全てを受けなければ、セラピストとして認めない、

または、セッションをしてはいけないという考え方の先生がいらっしゃるようです。

もちろん、そのようなスタイルの方があっている方もいるかもしれませんが、

ヒプノセラピーを教えるトレーナーのスタイルがどのようなものなのか?

ということも理解しておいた方がいいですし、

また、ヒプノセラピストになるためには、どれほどの講座を受ける必要があるのか?

また、費用はどれほどかかるのか?などについての質問も遠慮なく行い、

自分にあったトレーナーから学ぶことが大切です。

プロになるまでのトレーニング日数

プロのヒプノセラピストを目指すためには、どれぐらいの日数のトレーニングを受ければよいのでしょうか?

その前に、プロとしてデビューするためには、何を学ばなければならないのかをリストにして上げていきましょう。

催眠の理論

ヒプノセラピーは催眠をつかって潜在意識にアクセスするセラピーですから、「催眠とは何なのか?」「潜在意識とは何なのか?」といった催眠理論をしっかり把握しなければなりません。

事前面談の行い方

事前面談とはクライアントの悩みを聞きゴールの設定をして、催眠とは何かを説明する段階です。

基本的に、ヒプノセラピーにおけるカウンセリングは傾聴です。

何が問題となっていて、どうなりたいのかを聞き、どういう結果がでれば満足するのかを聞き取ります。

更に催眠に入る前に、催眠についてしっかり理解していただかなくてはなりません。

被暗示テスト

被暗示性テストとは催眠に入る前のウォーミングアップとして使いますが、イメージが身体にどう反映されるのかをしるための良いツールです。被暗示性テストはたくさんの種類がありますが、プロレベルでは最低3つ以上を学びます。

催眠誘導法

催眠誘導とは通常の覚醒状態から催眠状態に誘導するテクニックです。

プロのヒプノセラピストとして、どんなクライアントに対して催眠に誘導するためには、さまざまな誘導法を知る必要があります。

プロとしてデビューするのなら、最低でも3つ以上は必要になります。

暗示

暗示はヒプノセラピーの最も基本となるところで、言葉による潜在意識に対するインストールです。

暗示はどんなことでもいいから話せばよい、というものではなく、潜在意識に対しての話し方というものがあります。

プロのヒプノセラピストはここをしっかり学ばなければなりません。

イメージを与える

暗示と合わせて、潜在意識にどんなイメージを与えるのか?どんなイメージを引き出すのかは、プロのヒプノセラピストに必要な必須のスキルです。

年齢退行

プロのヒプノセラピストとして活躍するためには年齢退行を学ぶ必要があります。

トラウマの正確な掘り起しから、トラウマを学ぶに変えるスキルまで。

高度な知識とテクニック、そして、たくさんの実践経験が必要です。

インナーチャイルドを癒す

年齢退行と共に、プロのヒプノセラピストとして活躍するためには、インナーチャイルドの癒し方をマスターしなければなりません。

知覚ポジションの理解

知覚ポジションの変更は現代のヒプノセラピストによって頻繁に使われるテクニックです。

イメージの中でメッセージを伝えたい人を思い浮かべ、その人の意識と一体化したイメージをすることで相手の気持ちを理解するというのが基本です。

死者に対してこのテクニックを使えば「グリーフセラピー」になりますし、自分自身の中にある葛藤と対話をすることもできますし、身体の一部とイメージの中で話をすることもできます。

前世療法

前世療法は現在の多くのプロによって使われるテクニックです。

このテクニックとあわせて、ハイアーセルフと対話をさせるテクニックなどが使用されます。

結論

プロのヒプノセラピストとしての活動を目指しているのなら、

最低、ここにリストとしてあげたテクニックと、

それぞれのテクニックの裏にある理論を身に付けなけばなりません。

そう考えると、一日に7時間トレーニングを行ったとして、ある程度の日数が必要なのが理解できるでしょう。

憶えておいて欲しいことは、ヒプノセラピーは職人芸です。

よって、職人としての基礎知識をしっかり身につけるためには、最低でも、ある程度の日数の

しっかりしたトレーニングを受けて特にしっかりとした基礎知識と基礎テクニックを学ぶことは必須です。

1日~5日でプロレベルのものを教えているというスクール

1日に教える時間数を7時間した場合、

上述した内容のすべてを教えるにはある程度の時間と日数が必要になるのは理解できると思います。

ネットなどを検索すると、たった1日でプロになれるとか、

3日、4日、5日でプロになれる、という謳い文句のスクールがありますが、冷静に考えれば、それは難しいことがわかります。

10日以上のトレーニングを開催しているスクール

1日7時間、10日間あれば、上述した内容のものをしっかりトレーニングすることができます。よって、ヒプノセラピー先進国であり合理性を好むアメリカでは、この日数が標準になっています。

このような理由から、わたしが経営しているヒプノセラピースクールである、クリアライトヒプノセラピースクールでは、プロフェッショナル講座を10日間で開催しています。

また、プロとしてデビューするためのすべての知識とテクニックのすべてを、まとまった1つのトレーニングを通して学べるので、生徒さまが出費する初期費用もかなり抑えることができます。

20日以上のトレーニングを開催しているスクール

プロのヒプノセラピストとしての準備をするために、3つ、4つの講座を組み合わせた20日以上の日数のトレーニングを推奨しているスクールもあります。

このようなスクールは、1日や3日ですべてを教えます、と宣伝しているスクールよりは、はるかに信頼のおけるスクールです。

しかし、これはあくまでも、わたしの個人的な見解になるのですが、かなりの投資額になってしまいます。

もちろん、「責任の持てるセラピーをするためには、たくさんの日数を通して、しっかり学ばなければならない。」と考えるトレーナーはいますし、それに賛同する生徒様もいらっしゃるでしょう。

よって、ここは個人個人がどう判断するのか?という事になると思います。

プロのヒプノセラピストが保持している資格

現在、プロとして活躍しているヒプノセラピストはどのような資格を掲げて開業しているのでしょう。

欧米では催眠自体には国家資格はなく、ヒプノセラピスト達が協会を結成し、催眠療法士を認定する仕組みが一般的になっています。

その中でも最も長い歴史と最大級の会員数を誇るのは、NGH米国催眠士協会(National Guild of Hypnotist)です。
それに続くのが、ABH米国催眠療法協会(American Board of Hypnotherapy)であり、NGHに次ぐ会員数を誇っています。

先ほども述べたように、ヒプノセラピー自体に国家資格があるわけではなく、これらの団体は民間の団体になるので、極端に言えば、ヒプノセラピストだと名乗ればその日からプロのヒプノセラピストになれる訳です。しかし、問題はそれでお客様に対して効果の出せるしっかりとしたセッションが行えるかどうかということです。

もちろん、これらの資格を保持しているからと言って、それが全てではありませんが、少なくとも、しっかりしたトレーニングを受けているという目安にはなるでしょう。

なので、しっかりした団体の教育プログラムを受けてプロとして最低限必要な資格を取得しましょう。

NGH(National Guild of Hypnotists) 米国催眠士協会

NGH:米国催眠士協会は1950年に設立されたヒプノセラピーのプロ団体で、ヒプノセラピー先進国アメリカにおいて最も長い歴史と世界最大級の会員数を誇るプロフェッショナル団体です。

本部を米国ニューハンプシャー州メリマックに置き、会員に対して、本格的な催眠トレーニングの提供、資格認定、機関誌の出版、ブックストアの提供、米国各州の催眠規制法案に対抗する積極的な会員の権利擁護活動など幅広く展開しています。

NGHが日本国内で発行している資格は、以下の2種類です。

ヒプノセラピスト資格

この資格は、NGHのトレーナーより100時間のトレーニングを受けテストに合格したものに与えられる資格です。この資格は本場アメリカでも日本でも、国際的なライセンスとして、プロとして活動している多くの方が取得している資格です。

トレーナー資格

この資格は、NGHの認定トレーナー資格です。この資格をもつと、NGHの100時間の公式認定を開催して、NGHのヒプノセラピスト資格を発行することができます。

ABH(American Board of Hypnotherapy) 米国催眠療法協会

ABH:米国催眠療法協会(American Board of Hyonotherapy)は、ヒプノセラピーの教科書として多くのヒプノセラピストに読まれている、「あなたにもできるヒプノセラピー」の著者、A・M・クラズナー博士によって、1982年に設立されたプロフェッショナル団体です。

The California board of Hypnotherapyという名称で始まった団体ですが、その後、会員が全米に広がったために、The American Board of Hypnothrapy(米国催眠療法協会)に改称。現在は世界中に会員が広がり、1000以上の催眠教育団体がメンバーになっています。

ヒプノセラピスト資格

この資格は、ABH米国催眠療法協会のトレーナーより、2日間程度のヒプノセラピーの基礎的なトレーニングを受けたものに与えられる資格です。この資格はプロを目指す方が取得する資格というよりも、ヒプノセラピーの基礎レベルのカリキュラムを終えた方に与えられる資格です。NGH(米国催眠士協会)にも、同じ「ヒプノセラピスト資格」という名称の資格がありますが、こちらは100時間のトレーニングを終えてプロを目指す方に対して発行される資格である一方、ABH米国催眠療法協会のヒプノセラピスト資格は、基礎的なレベルを修了した方に発行される資格なのでご注意ください。

マスターヒプノティスト資格

ABH米国催眠療法協会が発行する、プロレベルを目指す方に発行される資格は、この、マスターヒプノティスト資格です。この資格は、ABHの90時間以上のトレーニングを受けたものに発行されます。

トレーナー資格

この資格は、ABH米国催眠療法協会のトレーナー資格となり、トレーナーはABHの公式認定講座を開催することができます。

クリアライト・ヒプノセラピースクールのヒプノセラピスト講座

クリアライトヒプノセラピースクールは、世界最大級のヒプノセラピーのプロフェショナル団体である、NGH、米国催眠士協会と、アメリカでは2番目に大きな会員数を誇る、ABH、米国催眠療法協会から正式に認定されている、本格的なヒプノセラピースクールです。

当スクールの代表トレーナーの今本忠彦トレーナーは、NGH、米国催眠士協会と、ABH米国催眠療法協会の二つの団体より、ヒプノセラピーのトレーナーとしては最高峰となる、マスタートレーナーとして公式認定されています。

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